オフィスワーカーだけでなく、外部GPUが必要な業務に取り組むコンテンツクリエイターや、生成AIを活用した開発業務に取り組む従業員には、専用のハイパフォーマンスPCが必要になる。
外部GPUを備えたモデルは複数あるが、ここでは代表的なモデルをピックアップしたい。
「DAIV N6-I9G80BK-C(NVIDIA Studio 認定PC)」のお勧めポイント
まずは、クリエイティブアプリに適したNVIDIA Studioドライバを出荷時にプリインストールしたNVIDIA Studio 認定PCの「DAIV N6-I9G80BK-C」を紹介しよう。
DAIV N6-I9G80BK-CはノートPCながら、16GBものグラフィックスメモリを備えたGeForce RTX 5080 Laptop GPUを採用し、CPUには24コア24スレッドのハイパフォーマンスモデルであるCore Ultra 9 275HXを搭載した非常に強力なモデルだ。
3D CADや3Dモデリング、VR動画や長時間の動画編集のような従来からあるクリエイティブ業務から、推論や生成AIを使った高度な開発業務を大きなデスクトップPCを用意することなくノートPCで実現できるため、ハイブリッドワークやリモートワークにぴったりなモデルといえよう。
16型で3840×2400ピクセルの大画面を採用しながら、ボディーの厚さも約19.9mmとスリムなため持ち運びやすい。強力な冷却ファンを内蔵しており、デスクトップ級の性能を場所を問わず利用できる点も大きな魅力だろう。
「DAIV KM-I5G60」のお勧めポイント
先ほど紹介したDAIV N6-I9G80BK-Cは、持ち運びできる大きなメリットがあるが、比較的導入コストが高くなってしまう。持ち運びは不要で、固定席で利用するのであれば、20万円台前半と導入コストを抑えられる「DAIV KM-I5G60」をお勧めしたい。
このDAIV KMシリーズは、外部GPUにAI性能を強化したNVIDIA Blackwellアーキテクチャを採用しており、DAIV KM-I5G60はミドルレンジモデルにあたるGeForce RTX 5060(グラフィックスメモリは8GB)を採用している。
GeForce RTX 5060は、NVIDIA Blackwellアーキテクチャを採用したGPUの中では、ミドルレンジモデルにあたるため、より高いパフォーマンスが求められる場合は、上位のNVIDIA RTX 5070 Tiを搭載した「DAIV KM-I7G7T(NVIDIA Studio 認定PC)」や、NVIDIA RTX 2000Adaを搭載した「DAIV KM-I7N20」を検討したい。
「G TUNE DG-I7G70」のお勧めポイント
この「G TUNE」ブランドは、同社のゲーミングPCとして歴史も長く、各種eスポーツの大会で使われており、プロゲーマーの人気も高い。DAIV KMシリーズ同様、コンパクトな新開発のボディーを採用しており、外部GPUを備えるので高負荷のゲームもスムーズにプレイ可能だ。高い処理能力を備えたPCとして、さまざまな場面で役立ってくれるだろう。
さらに赤く光る外観や、ガラスサイドパネルの採用で内部パーツを“魅せる”ことができるなど、展示会やイベントなどで使うデモ機としてもインパクトがある。
これまで、マウスコンピューターについて情シス目線でサポート体制や製品設計体制、そして扱われているラインアップについて触れてきたが、改めてWindows 11搭載PCの乗り換え先として、同社のオススメポイントを整理しよう。
目前に迫ったWindows 10のサポート終了だが、Windows 11搭載PCへの乗り換えを検討している場合は、国内生産/開発でコストパフォーマンスの高いマウスコンピューターにぜひ相談してみてほしい。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年9月11日