AMDとアドビ公式インストラクター/マルチクリエイターが語るAMD CPU搭載「AIワークステーション」を導入するメリットは? イベントをレノボが開催(1/3 ページ)

レノボ・ジャパンが、Thinkブランドワークステーションの魅力を伝えるハイブリッドイベントを開催した。最近はAMD製CPU/APUを搭載するモデルが一押しとのことだが、その理由は何なのか――当日の模様をお伝えする。

» 2025年09月11日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 レノボ・ジャパンは8月8日、法人向け会員サービス「Lenovo Pro」の会員コミュニティ「Lenovo Pro コミュニティ」と、業務の自動化による効率化を目指すユーザーグループ「RPACommunity」のコラボレーションイベントを開催した。

 イベントのタイトルは「業務改善をホンキで推進するためのパソコン環境 〜ThinkPad × AMDで実現〜」で、近年大きな進化を遂げているPCにおけるAI(人工知能)利用に焦点を当て、複数の登壇者がレノボのワークステーションや周辺機器を使うことで得られるメリット、業務効率改善の可能性について語った。

登壇者 イベントに登壇した皆さん。左から、レノボ・ジャパンの川端亮太朗氏(ワークステーション&クライアントAI事業部 Business Development Manager)、マルチクリエイターの大倉照結氏(アドビ公式インストラクター/マルチクリエイター)、日本AMDの楊博光氏(コマーシャル営業本部 部長)

多様化する働き方に合わせた“選択肢”が必要

 冒頭に登壇したレノボ・ジャパンの川端亮太朗氏(ワークステーション&クライアントAI事業部 Business Development Manager)は、ビジネス向けブランド「Think」の最新ワークステーション/周辺機器のラインアップや特徴を紹介した。

川端さん レノボ・ジャパンの川端亮太朗氏

 Thinkブランドでまず思い浮かべる人が多いと思われるノートPC「ThinkPad」は、丈夫さと信頼性の高さに定評がある。それに関連して、第三者機関の調査(※1)の調査結果を引き合いに出しつつ、レノボのワークステーションは、他社のワークステーションよりも故障率が約20%低いと、ThinkPadの特徴をしっかりと引き継いでいることをアピールした。

(※1)TBR(Technology Business Research)による2019年レポートより

 ワークステーションは、通常のPCよりも処理パフォーマンスに優れたCPUやGPUを搭載する傾向にある。基本的にCPU/GPUは性能が高いほど発熱も大きくなるので、高い性能を維持したり故障のリスクを軽減したりするには本体内部の放熱設計も重要な要素となる。

 その点、レノボのワークステーションはモバイルモデルである「ThinkPad Pシリーズ」、デスクトップモデルの「ThinkStationシリーズ」のいずれも冷却性能を高めることを重視して設計している。これによって高いパフォーマンスを引き出しつつ、低い故障率、つまり信頼性の高さにつなげているという。

TBRのレポート TBR(Technology Business Research)による2019年レポートによると、レノボのワークステーションは、他社のワークステーションよりも故障率が約20%低いという

ThinkPad Pシリーズの“一押し”は?

 川端氏が“一押し”するモバイルワークステーションのThinkPad Pシリーズは、最新の「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」だという。

 モバイルワークステーションというと軽くても重量は1kg台後半で、2kg台であることも珍しくない。その点、ThinkPad P14s Gen 6 AMDは最軽量構成で約1.39kgと、「大きく、重たい」というモバイルワークステーションのイメージを払拭するものとなっている。最新のAPU(GPU統合型CPU)で、AI処理能力も高い「AMD Ryzen AI PRO 300シリーズ」を備えることで、動画や写真の処理も快適にこなすことがができるという。

ThinkPad P14s Gen 6 AMD 川端氏がお勧めする「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」

 昨今のThinkPad Pシリーズは、ThinkPad P14s Gen 6 AMD以外の各モデルの軽量化も進んでいる。どのモデルを選んでも、CADやグラフィックスデザイン、デジタルコンテンツの制作といった重たい作業をこなせるモバイルワークステーションを気軽に持ち出せると川端氏は語る。

 さらにユーザー自身でバッテリーやメモリの交換/増設が可能なモデルが用意されていることや、小型化したACアダプターなど、用途に合わせて構成を選べる優位性もアピールした。

選択肢の広さが魅力 レノボ・ジャパンのワークステーション製品はラインアップが豊富なので、ニーズに合わせて選びやすいことが強みだ
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提供:レノボ・ジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年9月25日