時代に合わせつつ、未来を見据て「生産性向上のためのワークツール」進化を続けるThinkPadだが、最新の2025年モデルではどのような進化をしているか、気になるユーザーは多いだろう。今回のイベントの参加者も、それを知りたくてやってきた人が多かったようだ。
本イベントでは、元嶋氏が「ThinkPad X13 Gen 6」「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」「ThinkPad X9 Aura Edition」の3機種に焦点を絞って進化ポイントを紹介した。
ThinkPad X13 Gen 6は、その名の通り13型モバイルノートPC「ThinkPad X13」の第6世代となる。先代(Gen 5)からスマートフォン約1台に相当する約190gの軽量化を行い、3セルバッテリーの最軽量構成では約933gと1kgを切る重量を達成した。
ただ軽くするだけなら部品点数を減らすなどすればいいのだが、ハイブリッドワークやオンデバイスAI処理を考えると、バッテリー駆動時間や処理パフォーマンスを落とすわけにもいかない。
そこでThinkPad X13 Gen 6では、Wi-Fiアンテナの位置をディスプレイ上部からヒンジ部に移設することでボディーサイズをより小さくする余地を作った上で、メイン基板も集積率を高めて小型化、さらにキーボードのベースプレートの素材の見直しを行った。これらの積み重ねで、先代から約30%の軽量化を図りつつ、これからの時代に求められる性能はもちろん、ThinkPadに期待される丈夫さや拡張性を維持している。
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionも、先代(ThinkPad X1 Carbon Gen 12)からさらなる軽量化を果たし、最軽量構成で約986gとなっている。軽量化はメイン基板の小型化やサーマルモジュールの軽量化(先代比で約20%の重量削減)などを積み重ねた結果だという。
もちろん、ThinkPadのフラグシップモデルとして、パフォーマンスやバッテリー駆動時間も妥協はない。バッテリーはX13 Gen 6の最軽量構成よりも約1.4倍の容量(41Wh→57Wh)で、駆動時間もおおむねそれに比例して長くなっている。また、本製品にはキー入力のレスポンスを見てPCの使用状況からパフォーマンスの最適化を行う「Efficiency Optimizer」も搭載している。
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionも、最軽量構成で1kgを切る重量を達成した。ThinkPad X13 Gen 6よりも大きな画面で、かつ容量の大きなバッテリーを備えているのはフラグシップモデルならではだThinkPad X9 Aura Editionは、X1 Carbonと“双璧”をなす新しいフラグシップモデルで、14型と15型の2サイズ展開となる。
発表時、ThinkPadファンの間では本モデルにThinkPadのアイデンティティーでもあるポインティングデバイス「TrackPoint(トラックポイント)」がないことが大きな話題となった。「今後のThinkPadではTrackPointがなくなってしまうのではないか」と不安視する声も多く寄せられた。
しかし元嶋氏はThinkPad X9 Aura Editionについて「ThinkPadユーザーの裾野を広げるためのモデルで、従来の(TrackPoint付きの)ThinkPadをやめたり減らしたりといったことはないので安心してほしい」と強調していた。
もちろん、ThinkPadを冠する以上、ThinkPad X9 Aura Editionは丈夫さとパフォーマンスの面で妥協はない。昨今のノートPCの使われ方を意識して、Webカメラの画質やスピーカー/マイクの性能向上にも力を入れている。
今回のイベントで焦点が当たった3モデルを含めて、ThinkPadでは以下の3つをコアバリューとして掲げている。
このコアバリュー”に、昨今のノートPCを取り巻く「AI」「モダナイズデザイン」「ユーザー(従業員)体験」「ESG(環境/社会/企業統治)」を意識したものが、ThinkPadの2025年モデルとなる。
元嶋氏は「妥協のない体験で、お客さまの成功に貢献する存在がThinkPadだ。ハイブリッドワークやAIの時代においてお客さまの頼れる“相棒”として進化したThinkPadは、これからも進化を続けていく」と、今後にも期待してほしいとアピールした。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年11月2日