本製品は、いわゆる“AI PC”でもある。CPUのCore Ultra 9 288Vは48TOPSのNPUをCPUに統合しており、Microsoftが「新しいAI PC」として推進するCopilot+ PCの要件も満たしており、新しいAI体験が可能だ。
その中でも実用性が高い機能が、カメラの映像にリアルタイムでエフェクトをかける「Windows スタジオ エフェクト」だ。背景ぼかしや常にカメラ目線にするアイコンタクトなど、Web会議やチャットをスムーズにする効果が用意されている。CPU統合のNPUを活用してくれるので、CPUやGPUの負担が少なく、バッテリー駆動中も本来であれば高負荷となる処理を気兼ねなく使えることがポイントだ。
この他にも、イメージスケッチやテキスト情報から画像を生成する「コクリエイター」やファイル/画像/テキストなど、PC上で見たものや操作したものを過去にさかのぼって探し出せる「リコール(プレビュー版)」といった先進機能が提供されている。
CPU統合のNPUは、特定のAI処理に特化したプロセッサのため、リアルタイム性の高いAI処理を省電力で行えるメリットがある。Copilot+ PCのAI機能はNPUをしっかり活用してくれるので、その特性が生きる。続いてベンチマークテストの結果をチェックしてみよう。CGレンダリングを行って性能を計測するCINEBENCH 2024(最低実行時間10分)のCPUスコアは、601ptsだ。このスコアはCore i7-10700KやAMD Ryzen 5 5600Xなど、かつてのデスクトップCPUの主力モデルに迫るもので、写真のRAW現像や動画編集など、クリエイティブワークでも戦力になるパワーを持っている。
普段使いのレスポンスの目安になるCPU(シングルコア)のスコアは128ptsで、直近の主力であるCore i7-14700Kに匹敵する。日常操作やビジネスアプリケーションをキビキビ、サクサクとこなせるパフォーマンスがあることが数字で示されている。
実際にアドビの「Premiere Pro CC」を使って、4K動画を切り貼りしてテロップやエフェクトを挿入してYouTube向けのコンテンツを作る作業を行ってみたが、引っ掛かるような場面はなく、3分38秒のシーケンスの出力(H.264エンコード)時間は約2分で終了するなど、ストレスなく作業できた。
なお、クリエイティブシーンでの実用性という点では、パフォーマンスだけでなく、色再現性に優れたディスプレイを備えていること、Thunderbolt 4対応のUSB Type-CポートやSDメモリーカードスロットによってデータの取り込みや保存/管理がしやすいといった点も評価できるポイントだ。
PCMark 10のスコア。日常操作(Essentials)、ビジネス(Productivity)、クリエイティブ(Digital Content Creation)、いずれのスコアも優秀で、高い性能を備えたPCといえるスコアだPrestige 16 AI+ Mercedes-AMG Motorsport B2VMの最大の魅力は、何といってもコラボモデルならではの限定デザインと豪華な特典にある。
もちろん、見た目だけではなく、PCとしての実力も確かなものだ。最上位、最高峰のパワーを備えているわけではないが、最新CPUの特性を生かして快適なパフォーマンスを発揮できる上に、薄型軽量で持ち運びやすいフォームファクターにまとめている。
さらに、色再現性に優れた4K超の有機ELディスプレイ、Thunderbolt 4対応USB Type-Cといった本格的なクリエイティブワークにまで対応できる要素も備わっている。Microsoftが推進するCopilot+ PCにも準拠しているので、AI PC体験を先取りできるのも強みだ。
Mercedes-AMG Motorsportやモータースポーツのファンはもちろん、ひと味違った個性的なPCが欲しい方も要チェックの製品といえるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年12月21日