光学ドライブがない! 安心してください「mouse MH」シリーズならWindows 11でも光学ドライブ搭載デスクトップPCを選べます(3/3 ページ)

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» 2025年12月05日 10時00分 公開
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ホーム&ビジネス用途で快適に利用可能

 ここからは、mouse MH-I5U01のパフォーマンスを見ていこう。先にスペックをまとめておくと、以下の通りだ。

mouse MH-I5U01の主な仕様
CPU インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225(10コア10スレッド)
メモリ 16GB(8GB×2枚/DDR5-5600)
ストレージ 500GB M.2 SSD(PCI Express 4.0 x4対応)
電源 550W(80PLUS BRONZE)
OS Windows 11 Home
付属品 ワイヤレスキーボード/ワイヤレスマウス
マウスコンピューター スタンダード デスクトップPC mouse MH-I5U01 光学ドライブ CPU-Zの画面
マウスコンピューター スタンダード デスクトップPC mouse MH-I5U01 光学ドライブ GPU-Zの画面

 CINEBENCH 2024のスコアはMulti Coreが946ポイント、Single Coreが125ポイントだ。インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225なので、コア数的にMulti Coreのスコアが1000を超えるに至っていない。しかしトータル10コアなので普段のPC作業には必要十分で、ゲーミングでもよほどの重量級AAAタイトルでなければ推奨ハードウェア要件をクリアできる。

マウスコンピューター スタンダード デスクトップPC mouse MH-I5U01 光学ドライブ CINEBENCH 2024のテスト結果

 続いては、PC全体の性能を測るPCMark 10だ。Overallは6446ポイントと、ここだけ見るとやや低く感じるかもしれないが、その要因はGPU性能が重要なDigital Content Creationシナリオで、ここが7486ポイントにとどまるためだ。それも、写真補正なら8937ポイントとまずまずだが、3Dグラフィックス制作のRendering and Visualizationが6284ポイントと、ここがウィークポイントに挙げられる。

 しかし、ホーム用途を想定したEssentialsは1万511ポイントで、ビジネス用途を想定したProductivityは9240ポイントと十分なスコアだ。標準構成でも、ホーム&ビジネス用途なら十分に問題なしのスコアになっている。

マウスコンピューター スタンダード デスクトップPC mouse MH-I5U01 光学ドライブ PCMark 10のテスト結果

 続いては、グラフィックスの性能をテストする3DMarkだ。CPU内蔵GPUモデルなので、レイトレーシングや4Kテストなどは省いているが、主なテストのスコアは以下の通りだ。

3DMarkのスコア
Steel Nomad Light 893
Solar Bay 4014
Time Spy 1282
Fire Strike 3039
Wild Life 7566

 このように、負荷が軽いWild Lifeでも1万ポイントに達しておらず、CPU内蔵GPUでゲームを楽しむのは主に2Dのものか、3Dならライトなタイトルに限られる。

 ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーベンチマークで見てみると、デスクトップPC用で最も低い画質プリセットの「標準品質」を適用しても、フルHD(1920×1080ピクセル)時で3804ポイント(設定変更を推奨)となり、HD(1280×720ピクセル)時で7019ポイント(やや快適)だった。

 やや快適というのがどのくらいかというと、平均48.41fps/最小32fpsだ。60fpsに慣れた人だと、30fps台は少しカクカク感じる。

マウスコンピューター スタンダード デスクトップPC mouse MH-I5U01 光学ドライブ ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーベンチマークのテスト結果。左が1920×1080ピクセル(標準品質/デスクトップPC)、右が1280×720ピクセル(標準品質/デスクトップPC)となる

 最後にストレージの性能をCrystalDiskMarkで見ておこう。シーケンシャルリードは毎秒5449.77MB、同ライトは毎秒2767.2MBだった。コスパ重視のスタンダードPCとして、シーケンシャルリードの毎秒5GB超はなかなか魅力的だ。一方、ライトについてはそこまで高速というわけではないので、速度にこだわる人はBTOでより高速なモデルにカスタマイズしてもよいだろう。

マウスコンピューター スタンダード デスクトップPC mouse MH-I5U01 光学ドライブ CrystalDiskMarkのテスト結果

まだあるうちに買っておくべき! レガシーから未来までMHシリーズでこだわりPCに仕上げよう

 今回はmouse MH-I5U01を例に見てきたが、一番の推しポイントは何といっても光学ドライブ対応だろう。光学ドライブを取り巻く状況は尻すぼみであり、これを逃したら次があるかも分からない。光学ドライブ内蔵にこだわる人は、まだ選択肢があるうちに選んでおくのがよいと思われる。

 そしてもう1つ提案したのが、ゲーミングPC化というカスタマイズである。mouse MHシリーズが汎用(はんよう)パーツでできているオーソドックスなデスクトップPCだから可能なことだ。もちろん、それ自体はグラフィックスカード搭載で販売されているゲーミングPCを買っても同じだ。

 組み込みの手間が増えるだけだが、PCとグラフィックスカードで購入タイミングをずらせば財布への負担も小さく、特に次世代GPUがいつ発表されるか分からないようなタイミングにちょうどよい。mouse MHシリーズのクラシカルな見た目でゲーミングPCというところも魅力だろう。こういったところは人それぞれ、好きなように楽しんだもの勝ちだ。

 mouse MHシリーズには、インテル® Core™ Ultra 9 プロセッサー 285やRyzen 8000G/5000Gモデルもあり、最初からグラフィックスカードを備えたモデルもある。価格も標準構成で10万9800円〜21万4800円と幅広い。Microsoft 365 Personal搭載モデルやオフィススイートの選択肢も数多く用意されている。この幅広いラインアップの中から1台を見つけ、好きなようにカスタマイズしてみるのも楽しいだろう。

 もちろん、24時間365日のサポートだけでなく、3年間の無償保証も付いているのも見逃せないところだ。

マウスコンピューター スタンダード デスクトップPC mouse MH-I5U01 光学ドライブ 標準構成で無線タイプのキーボードとマウスが付属する。キーボードはCopilotキーを備えており、BTOではロジクール製やエレコム製などの多機能タイプも選べる
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