「計算が合わない」――アキバに現れた1つの謎：週末アキバPickUP！（3/4 ページ）

アキバ各ショップをITmedia取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP！」。今週のキーワードは「16＋8＋1＋1＝20？」「「AM2環境でAGPを」「「冷却パーツの新ジャンル誕生か」「「10万以下で始める自作ロボ」だ！

[古田雄介（アバンギャルド）＆ITmediaアキバ取材班，ITmedia]

チップセットクーラーが2モデル登場――売れ行きはまずまず

　今週はチップセット用クーラーが2モデル登場した。木曜日にCoolerMasterの「Blue Ice Pro」、金曜日にサーマルテイクの「Extreme Spirit II（北極精霊）」が複数のショップに入荷されている。価格はBlue Ice Proが2000円前後で、北極精霊が3200円前後。在庫はともに潤沢だ。

サーマルテイク「Extreme Spirit II（CL-C0034）北極精霊」

CoolerMaster「Blue Ice Pro（RR-NCW-L4E1-GP）」

　北極精霊は銅製のヒートシンクと2本のヒートパイプを組み合わせたクーラーで、4センチ角のファンを搭載する。ヒートシンクが円形になっており、ファンの向きを微調整できるのが特長だ。一方、Blue Ice Proは高さを3センチに抑えた小型のクーラーで、上部の4センチファンで放熱する。

　どちらも入荷したばかりだが、多くのショップで好調に売れているようだ。高速電脳は「チップセットクーラーは発熱量が大きいnForce4向けという印象がありましたが、ここ最近で変わってきています。ほかのメーカーでもノースブリッジの発熱が高くなっているので、CPUやGPUに次ぐ定番の冷却ポイントという認識が広がっていますね」という。

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