新プラットフォーム対決の前に――台北世界貿易中心を走った:COMPUTEX TAIPEI 2006
COMPUTEX TAIPEI 2006が始まった。湿度80%という蒸し暑い薄曇りの天気の中、「台北世界貿易中心」(Taipei World Trade Center)のHall 1〜3を走り回った。
デュアルコアCPU対応のノートPCが数多く展示
今年のCOMPUTEX TAIPEI 2006は、インテルとAMDの新プラットフォーム対決が見どころだが、まずは速報という形で会場(台北世界貿易中心)の雰囲気をお届けしよう。
PC製品ではAMDのTurion 64 X2やIntel Core Duoといった、デュアルコアCPU対応のノートPC、マザーボードの展示が目立った。特にMSIのブースではAMDのTurion 64 X2やIntel Core Duo対応のノートPCが数多く展示されていた。また、日本では未発売ながら、BenQブースでは「Joybook」ブランドのノートPC新シリーズが展示。TVチューナーを内蔵することで台湾の地上デジタル放送方式「DVB-T」をサポートしているのが目を引く(アンテナは外付け)。TV放送の予約録画も可能とのこと。
HD DVD Writableドライブやキャリブレーション機能内蔵の液晶も
周辺機器では、Blu-rayとHD DVDドライブがいくつかのブースで出展されていた。BenQのブースでは内蔵/外付けタイプのドライブが展示され、デモ機が動作していた。また、東芝のブースではHD DVD-ROMドライブに交じって、HD DVD Writableドライブの姿も見られた。
ユニークなところでは、ハードウェアキャリブレーション機能を内蔵したBenQの1280×1024ドット表示対応19インチ液晶ディスプレイ「FP91R」が目を引いた。付属のUSBコントローラを液晶背面に接続し、ボタンをワンクリックするだけで手軽にPCレスでキャリブレーションできるのが魅力だ。価格は未定だが、日本では8〜9月の発売を目指しているという。
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