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Intelが新工場開設でプロセッサ製造の半分を65nmに移行
Intelがアイルランドに3番目の65nm製造工場「Fab 24-2」を開設した。これでPCとサーバ向けプロセッサの半分以上が65nm技術に移行することになる。
米Intelは6月22日、アイルランドの新しい半導体製造工場「Fab 24-2」の開設を発表した。65ナノメートル(nm)製造技術を導入した工場は、米アリゾナ州、オレゴン州の工場に続き同社として3番目、欧州では初となる。
Fab 24-2は20億ドルをかけて建設され、300mmウエハーで65nmプロセス技術を使ってマルチコアプロセッサの量産を開始した。
3番目の65nm工場が操業を開始したことで、IntelのPCとサーバ向けプロセッサの半分以上をこの技術を使って製造していることになるという。2007年末までには45nm技術を使ったプロセッサの製造開始を目指している。
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