もっと光を!――「デコバコ」にうっとりしてみた:プロによる“光りモノ”デコレーション講座(3/3 ページ)
“光モノ”パーツを組み込んでカスタマイズできるDIGITAL COWBOY「デコバコ」を入手。自作PCのエキスパートがそろう老舗PCパーツショップに頼んで、デコレーションしてもらった。
高速電脳プロデュース〜こだわり編〜
高速電脳には、隙があればとことん光モノを詰め込むという光量重視のカスタマイズをお願いした。予算に糸目をつけない豪勢なデコレーションを堪能してもらいたい。
搭載するHDDは1台のみに抑え、空いたベイにファンコンなどの3.5インチ型の光モノパーツを搭載するのは、技アリのアイデアだ。ファンコンを調節するためにデコバコのフロントパネルを外したことも個性を際だたせている。初めて見た人はこれが単なる外付けHDDケースとは思わないだろう。いや、何度見てもこれがHDDケースとは思えない。
もちろん、単に派手なだけでなく、PCパーツショップならではの工夫も凝らされている。ファンコンには、背面ファンだけでなく電源ユニットに貼り付けたLEDランプも接続しており、つまみを回すと光量が調整できるようになっている。「光モノはケースファンと同じ3ピン型の電源コネクタを採用している製品が多いので、ファンコンと組み合わせて使えるのです。ただし、ファンと同じ12ボルト電圧に対応するタイプしか動作しない可能性もありますが」(高速電脳)という。
また、背面には青色LEDを搭載した12センチファンを内側と外側に合計2基取り付けている。光量が増すだけでなく「2重のファンによって、青色LEDが揺らいで見えるのが特徴です」とのこと(動画を参照)。
12センチファン | クーラーマスター「TLF-S12-EB」 | 1365円 | 2基 |
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ファンコントローラー | Mitron「RH-35SE」 | 3129円 | 1個 |
ATX電源 | クーラーマスター「Real Power 550W(RS-550-ACLY) | 1万7850円 | 1台 |
4ピン電源コネクタ | シグマA・P・Oシステム販売「CPW13」 | 380円 | 2個 |
LEDバー | Antec「UV Internal Light tube」 | 2980円 | 1本 |
IDEケーブル | VANTEC「CSK-80UV-RD」 | 1180円 | 2本 |
※ファンコンに接続した4連灯LEDは扱いを終了した製品になります |
デコバコは261(幅)×255(奥行き)×192(高さ)ミリで、キューブ型PCを一回り小さくしたサイズだ。外付けHDDケースとしてはかなり大きな部類だが、光モノでデコレーションするベースと考えればコンパクトと言える。マシン本体を机の下や整理棚に置いている人も、“見て楽しむ周辺機器”として、デコバコを机に乗せてみてはどうだろう。もちろん、普通にまぶしいのだが。
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