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“巨人”Intelに立ち向かうマザーベンダー事情週末アキバPick UP!(2/4 ページ)

今週のアキバはお盆が過ぎたばかりで、新製品がやや少なめ。注目を集めていたのは、Core 2 Duo対応の低価格マザーだった。キーワードは「G965 vs 945G」「E6700の便乗キャンペーン」「SapphireもMMOとコラボ」「Merom対応のベアボーン?」だ!

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安くなるCore 2 Duoと、高騰するSocket 939版Athlon 64 X2

 コンシューマー向けで人気を集めているデュアルコアCPU「Core 2 Duo」と「Athlon 64 X2」の価格が、ショップレベルで変動し始めている。

優勝の翌日から、USER'S SIDE秋葉原本店でさりげなく始められたキャンペーン

 今週末、USER'S SIDE秋葉原本店にてCore 2 Duoの最上位モデルE6700が特価で手に入る。再試合の末に甲子園初優勝を決めた早稲田実業高等学校を祝して、通常価格7万140円のところを6万4800円で提供しているのだ。ちなみに、「まったくの便乗です。祝い事があれば、何でも飛びつきますよ」とのことで、ショップと早稲田実業との関係性は特にない。意味が分からん……。

 値引きの対象にE6700を選んだことについては「値頃なE6600に押され、手を出す人が少ないです。価格さえ下がればE6700はもっと売れると考えました」と話す。約4万5000円で出回っているE6600に対し、ひとつ上のE6700は約7万。いきなり2万円以上も上がる価格設定は、特価商品の対象品としては狙い目となるわけだ。某ショップも「E6700を特価にすると、注目を集めるうえ在庫も整理できるので、確かに魅力的です」と同意する。今後もE6700の安売りセールが行われる可能性は高そうだ。

 いっぽうのAthlon 64 X2は、Socket 939タイプに人気が集中している。特にSocket AM2型が出回らない1Mバイトの2次キャッシュを搭載した4400+は注目度が高い。すでにクレバリー1号店などでは、上位モデルの4600+よりも価格が高くなっていた。希少価値によって価格が高騰しているのだ。「Socket 939版のAthlon 64 X2は、再入荷の予定が不透明になっているので、近いうちにほかのラインアップも価格が上がる可能性が高いです」(クレバリー1号店)という。

すでにレアモノ扱いとなっているAthlon 64 X2 4400+(写真=左)。Socket 939版Athlon 64 X2の価格表。クレバリー1号店(写真=中央)とBLESS秋葉原本店(写真=右)。クレバリー1号店では、4600+よりも2000円ほど高くなっている

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