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松下電器、アナログビデオカメラをMPEG-4配信対応とするネットワークインタフェース

松下電器は、アナログカメラ映像をMPEG-4配信可能とするネットワークカメラインタフェースユニットを開発した。

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 松下電器産業 パナソニック システムソリューションズは10月20日、アナログカメラ映像をMPEG-4配信可能とするユニット「MPEG-4/JPEG方式ネットワークインターフェイスユニット」を発表した。

 同製品は、ビジネス向けセキュリティ機器「iPro」シリーズにエントリーされる高性能/高信頼性を実現するユニットで、一般のアナログカメラ映像を変換してネットワーク上に配信可能とするアダプタ。MPEG-4形式(320×240ドット/最大15fps)での動画モニタリング、およびJPEG(640×480ドット/最大5fps)での同時運用に対応するほか、どちらか片方での利用時には640×480ドット/30fpsでの出力が可能となっている。

 MPEG-4配信には、単一アドレス向けのユニキャスト出力と、複数PC向け配信のマルチキャスト出力を選択可能。最大で4台のカメラ映像を同時表示できるほか、接続されているカメラがプリセットコンビネーションカメラの場合はカメラのコントロールにも対応。パンやチルト、ズーム、フォーカスなどの制御をPCから制御可能となっている。またインタフェースとしてSDメモリカード用スロットを内蔵し、ネットワーク障害発生時に配信できなかったデータを自動バックアップできる。

 そのほかの機能として、松下電器グループが提唱するIP統合ネットワークプラットフォーム「シナプスネット」に対応。用途に応じた高度なセキュリティシステム構築を行なえる。

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