米Appleが1月17日発表した同社第1四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比24%増の71億ドルで、同社の業績予想60億〜62億ドルを上回り、過去最高を記録した。純利益も過去最高となり、同78%増の10億ドル(1株当たり1ドル14セント)だった。
同四半期中のiPodの出荷台数は2106万6000台で前年同期に対して50%増、Macは160万6000台で、同28%増だった。
スティーブ・ジョブズCEOは「過去最高の売り上げと利益を報告できて嬉しい」とコメント。今後予定されているApple TVやiPhoneといった新製品導入に触れ、「Appleにとって、非常に力強い新製品の年のスタートを切った」と語った。
1〜3月期の業績予想は、売上高が48億〜49億ドル、1株当たり利益は54〜56セントと見ている。
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Appleの7〜9月期決算は、売上高は同社の業績予想を上回り、前年同期比32%増の48億4000万ドル。純利益は同27%増の5億4600 万ドルとなった。しかし、ストックオプション付与関連での財務報告の見直しにより、7〜9月期の業績を修正する可能性もあるという。
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