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BDMV/BDAV両対応のBDオーサリング統合ソフト――ジャングル「TotalMediaExtreme」(2/2 ページ)

ジャングルの「TotalMediaExtreme」は、BDMVとBDAVのオーサリングに対応したBlu-ray Disc/DVDライティング統合ソフト。発表会にはあの“映像の鬼”も登場した。

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世界に先駆けて日本で発売するBlu-ray Disc統合ソフト

 製品発表会では、最初にジャングル代表取締役社長の高田晃子氏が登壇。「アークソフトは組み込み系などの分野で国内主要メーカーにすでにOEM供給を行っており、シェアも技術力も高い企業。ジャングルはパブリッシャーとして年間さまざまなメーカーの製品を見ているが、アークソフトの製品は完成度が群を抜いて高く、日本のコンシューマーを重視している。今回はアークソフト製品の第1弾を投入できたが、今後は第2弾、第3弾の製品を投入したい」と熱意を語った。

 アークソフト日本法人の代表取締役本部長兼米国本社副社長である富嶋稔氏は、TotalMediaExtremeについて「世界に先駆けて日本で発売するソフト。2年半前に次世代DVD対応ソフトの開発を開始し、60人のエンジニアを使って2年半かけてコーデックを自社開発したことが製品に生かされている。また、ダイナミックストリームチェンジは特許申請中の新技術だ」などと製品をアピールした。

 HD DVDは再生機能しか備えていない点に関しては「記録型HD DVD-Rドライブはまだ普及していないため。次世代DVD市場全体のエコシステムを見た場合も、Blu-ray Discが現状で先んじているのは否めない」と述べた。

ジャングル代表取締役社長 高田晃子氏(写真=左)。アークソフト代表取締役本部長兼米国本社副社長 富嶋稔氏(写真=右)

 なお、発表会では+D LifeStyleの連載「麻倉怜士のデジタル閻魔帳」でおなじみの麻倉怜士氏が「本格化するハイビジョン時代」と題した特別講演を行った。講演ではハイビジョンの歴史と今後の展望を簡潔に説明。「2011年7月までに国民皆ハイビジョン時代が到来するが、これほどの大革命はない。ハイビジョンはよく情報量が6倍というが、感動量も6倍になる。SDでは見られなかった本質が明らかになり、コンテンツを何度でも見てしまう」などとハイビジョンの魅力を語った。

日本画質学会副会長 デジタルメディア評論家 麻倉怜士氏(写真=左)。同氏が最近エアチェックして気に入ったというハイビジョン番組の例(写真=中央)。トータルハイビジョンワールドは、単なる世界ではなく、喜びであり、フルハイビジョンTVを中心に、放送メディア、パッケージメディア、IPメディア、クリエイティブメディアへと広がっていくと説明したスライド(写真=右)

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