レビュー
毛色の違う2つの19インチ液晶を見比べる――デル「SP1908FP」「SE198WFP」:光沢スクエアか非光沢ワイドか(3/3 ページ)
液晶ディスプレイ選びで「世間はフルHDやら大画面やら騒いでいるが、そこまでのスペックは必要ない」と思うなら、19インチモデルはどうだろうか?
SP1908FPとSE198WFP、買うならどっち?
以上、SP1908FPとSE198WFPをひととおりチェックしてみたが、SP1908FPは光沢パネル搭載機らしいメリハリのある画質と求めやすい価格帯、SE198WFPは19インチワイドモデルとしては高いコストパフォーマンスが魅力と言える。
液晶ディスプレイの主流はスクエア型からワイド型に移行しつつあるが、すでに所有しているスクエア型の液晶ディスプレイと組み合わせてデュアルディスプレイ環境を構築したい場合や、縦解像度を広く使いたい場合は、あえてSP1908FPを選んだほうが使いやすいことも多いだろう。
とくに19インチスクエア液晶ディスプレイを所有しているならば、ドットピッチも同じになるので、2台並べて使ってもアイコンや文字が同じ大きさになり、画面移動時の違和感がない。現在使用中のスクエア型液晶ディスプレイが経年劣化で暗くなってきたので、低予算で動画をダイナミックに表示できるディスプレイを買い足したいといったニーズに最適だ。
対するSE198WFPは、とにかく低価格のワイド液晶ディスプレイが欲しいというユーザーに向いている。この夏、Windows Vistaの導入とともに安価なワイド液晶ディスプレイへの乗り換えを検討しているなら、選択肢に加えるといいだろう。
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