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ATX型690Gマザーの次は“サンタマザー”入荷の噂:古田雄介のアキバPickUP!(4/4 ページ)
先週の噂どおりATX型のAMD 690Gマザーが登場。さらにインテルの新チップセットを搭載したマザーが近々出回るとの情報をキャッチした。“扇風機”を内蔵したPCケースも。
直径20センチ超えは当たり前の大型ファン搭載アイテム2連発
今週は大口径のファンを採用したユニークな製品が店頭で注目を集めていた。
まずは、木曜日、BLESS秋葉原本店に入荷したcRadiaのノート用冷却台「Flex」。角度調整が可能な冷却台に、直径22センチのファンを組み込んでおり、最大100cfmで送風できる。電源はPCのUSBポートから供給する仕組み。「ノートを置かなければ、卓上扇風機ですね。あははは」(BLESS秋葉原本店)とのこと。あははは。
同じく木曜日から、複数のショップのPCケースコーナーにサイズ「XClio A380Plus」が並んでいる。幅265×奥行き595×高さ540ミリのATXケースで、価格は1万5000円前後。
フロントに直径25センチファン、左側面には市販のPC用としては最大と思われる直径36センチの巨大ファンを搭載しているのが特徴だ。36センチファンは250から600rpmで稼働し、ノイズは最大38.83デシベルとなる。ベイの数やフロントデザインなどは、基本モデル「XClio A380」を踏襲しており、変更点は側面ファンのみ。ベイの構成は5インチ型が5基と3.5インチ型が8基(うち、シャドウベイ7基)。電源ユニットは別売りとなる。
左が今週登場したサイズ「XClio A380Plus」。右が基本モデルの「XClio A380」(写真=左)。フロントデザインは同じだが、左側面を見ると違いは一目瞭然。左がXClio A380Plusで、右がXClio A380(写真=中央/右)
TSUKUMO eX.は「電源ユニットやドライブベイにかかるギリギリのスペースで側面ファンを搭載しているので、おそらくATXケースではこれ以上大きなファンを搭載することはないでしょう」と話していた。
製品名: | サイズ「XClio A380Plus」 |
入荷ショップ | |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 1万4800円 |
TSUKUMO eX. | 1万4980円 |
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