台北からアキバに吹く熱い風は……「まだ微風っぽい」:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
COMPUTEX TAIPEI 2007で注目を集めたIntel 3シリーズ搭載マザーがアキバに出回っている。しかし、売れ行きは話題性と比例していない様子……。
真の人柱への挑戦!――DDR3 1333対応メモリが入荷
P35/G33マザー登場で、にわかに注目を集めているのがDDR3メモリだ。DDR3 1066対応モデルはすでに出回っているが、先週の金曜日、初のDDR3 1333メモリが登場した。コルセアの「Twin3X2048-1333C9DHX」で、価格は8万1690円。T-ZONE.PC DIY SHOPにごく少数入荷しており、USER'S SIDE秋葉原本店でも近日販売される予定だ。
Twin3X2048-1333C9DHXは動作クロックを1333MHzまで引き上げたオーバークロックモデルで、1Gバイトモデルを2枚セットにしている。DDR3 1333をサポートするチップセットはまだ登場していないが、ギガバイト「GA-P35T-DQ6」が独自の設計でDDR3 1333まで対応しており、Twin3X2048-1333C9DHXが標準で使える環境はそろっている。
入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「メモリ回りは相性問題が頻発するので、新規格のモデルを躊躇する人が多いのは確かです。ただ、ハイエンドユーザーは、そした問題も込みで買っていくので、すぐに売り切れると思います」と話す。
なお、DDR3 1066メモリはキングストンから1Gバイト1枚の「KVR1066D3N7/1G-S」と、1Gバイト2枚セットの「KVR1066D3N7K2/2G-S」が出回っている。1枚モデルでも約3万円と高価なため、「相性問題が厳しいうえに、財布のダメージも大きい。いまDDR3メモリを買う人は、本当の“人柱”です。尊敬します」と話す店員さんもいた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.