レビュー
「デジタル暗室システム」で“自分色”プリントを極める:カラーマネジメント事始め(4/4 ページ)
デジタルカメラの撮影画像をもっと思い通りの色で印刷したい。その夢をかなえる助けとなるパッケージが、エプソンダイレクトの「デジタル暗室システム」だ。
カラーマネジメントの奥深くも楽しい世界を堪能できるパッケージ
以上、デジタル暗室システムの導入からカラーマネジメントを行って出力するまでの流れを見てきたが、設定や適切な使い方といった面で、覚えなければならないコツがあるのは確かだ。購入さえすれば、すぐにカラーマネジメント環境が完全に整うほど、カラーマネジメントは手軽なものではない。プロカメラマンにとっても、カラーマネジメントは決して簡単な作業ではないのだ。
とはいえ、使いこなせるかどうかを不安に感じることはない。親切な解説用DVD-Videoやプリントスクール受講券を活用することで、初心者でもカラーマネジメントへの理解を深めながら、写真を思い通りの色でプリントできるようになるだろう。本格的なカラーマネジメント環境をイチから構築し、写真の表現力をより高めたいと考えているなら、「デジタル暗室システム」は有力な選択肢となるはずだ。
関連記事
- 大容量メモリ時代の幸せを噛みしめろ――64ビットVistaに対応した「Endeavor Pro4000」
エプソンダイレクトの「Endeavor Pro4000」にWindows Vista 64ビット対応モデルが投入された。クァッドコア+8Gバイトメモリの強力な構成は、仮想PCでさえサクサク動くのだ。 - ちっちゃなボディの「ST100」を液晶一体型PCに変えてみた
エプソンダイレクトの純正ディスプレイ「LD1954FS」は、ミニPC「ST100」をさらに省スペースな一体型PCにしてくれる。合体・変身は、浪漫だ。 - ビジネスもVistaで――B5サイズのリアルモバイル「Endeavor NA102」
光学ドライブ搭載で約1.2キロの軽量ノートPC「Endeavor NA102」。新たにデュアルコアに対応した実力をVista Businessで試した。Aero Glassはさくさく動く?( - すべての「Vista」が快適に動くA4スリムノート――Endeavor NA702
メインPCからモバイル用途まで幅広いシーンで使いたい、それも最新の「Windows Vista」で。そう思うならエプソンダイレクトの「NA702」は最適な選択肢の1つだ。 - 最強のデスクトップPCがクアッドコアでさらなる高みへ――Endeavor Pro4000
クアッドコアを搭載可能になったエプソンダイレクトの「Endeavor Pro4000」。価格に見合う性能なのか? 静音性は? がしがしエンコして試してみた。 - “Vista待ち”のあなたは、大きな勘違いをしている(ハイエンド編)
VistaのせいでPCの買い替えをためらっているのなら、それは間違いかもしれない。今回はいますぐ手に入るハイエンドマシンを例に、Vistaが快適に動くシステム構成を考えていく。 - “Vista待ち”のあなたは、大きな勘違いをしている(ミドルレンジ編)
いますぐ新しいPCが欲しいのにWindows Vistaの登場を待っている。そんな人はいないだろうか。Vistaのせいで買い替えをためらっているのなら、そんな心配は無用だ。エプソンダイレクトのマシンを例に、将来的にも安心して使えるシステム構成を見てみよう。 - Vista世代の低価格ワイドノートPC「Endeavor NJ2000」
Windows Vistaの発売をひかえて、低価格ノートPCにもワイド液晶の搭載がほぼ標準となった。現在、最もホットなこの市場にエプソンダイレクトは、Core 2 Duoを搭載した15.4インチワイドノートPC「Endeavor NJ2000」を投入する。 - Intel G965+Core 2 Duoで性能を加速――変幻自在のスリムPC「Endeavor MR3100」
エプソンダイレクトの「Endeavor MR3100」は、新アーキテクチャの採用とBTOメニューの拡充により、コンパクトモデルの限界を押し広げるパフォーマンスを備えている。 - グラフィックスワークステーション級の性能を――「Endeavor NJ5000Pro」
エプソンダイレクトの新たなフラッグシップ「Endeavor NJ5000Pro」は、Core 2 Duoと高解像度パネルを搭載し、OpenGL対応GPUによりCAD/CG用途さえもカバーする、幅広い可能性を秘めたハイエンドノートPCだ。 - 最強のデスクトップPCを求めて――「Endeavor Pro4000」
Intel Core 2シリーズの採用でさらなる高みへと到達したエプソンダイレクトのフラッグシップ機「Endeavor Pro4000」。その実力を徹底検証した。 - 2スピンドルで1.2キロの“リアルモバイル”PC──エプソンダイレクト「Endeavor NA101」
約1.2キロの2スピンドルB5モバイルノート、しかも10万円台で購入可能──エプソンダイレクトの意欲作といえる新モデルが「Endeavor NA101」だ。オプションで用意するワンセグカードとともに使い勝手をチェックしていこう。 - RADEON XPRESSでパワーアップした“4万円台から”のバリューPC──「Endeavor AT960」
最小構成例で4万7250円から用意するバリューデスクトップPCに、グラフィックス統合チップセット「RADEON XPRESS 200」を搭載する新モデル「Endeavor AT960」が登場した。“バリュー”であっても具体的にどれだけ・どのように使えるのか、実際に試してみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.