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GECUBE、“デュアル”Radeon HD 2600 XTカードを出荷開始

GECUBEが8月31日に出荷を開始した「Gemini 3」は、1枚だけでCrossFireが可能になるほか、将来的には“クアッド”CrossFireにも対応する予定だ。

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 「GECUBE HD2600XT X2 GEMINI 3」(以下、Gemini 3)は、1枚の基板にRadeon HD 2600 XTを2つ実装した「デュアルGPU」グラフィックスカードで、2007年6月に行われたCOMPUTEX TAIPEI 2007でもサンプルが展示されていた。

 コアクロックは800MHzでメモリクロックは1GHz、メモリバス幅は128ビット。HDCPに対応したデュアルリンクのDVI端子を2つ用意しており、1枚のGemini 3で4つのDVI出力に対応する。また、HDMIアダプタを用いることで、映像と5.1チャネルサラウンドサウンドの出力も可能になる。

 Gemini 3は、2つのGPUとPCI Express X16バスとをつなぐPLX Bridgeチップを基板に実装することで、1枚のカードでCrossFireに対応するほか、リリースには「将来、対応するドライバとマザーボードが登場すれば、Gemini 3の2枚差しでクアッドCrossFireも可能になる」と紹介されている。

 搭載するビデオメモリ(DDR2)の容量によって1Gバイト版と512Mバイト版が用意され、GECUBEは、実売価格をビデオメモリ1GHz版で275ドル以上、512Mバイト版で259ドル以上と想定している。

Radeon HD 2600 XTを“デュアル”で搭載するGemini 3は、この種のグラフィックスカードとしては比較的“小柄”なサイズに収まっている

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