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MS、Windows XPのOEMライセンス提供期間の延長を発表
マイクロソフトは、2008年1月に終了予定としていたWindows XPのOEMライセンス提供期間を延長、2008年6月30日まで提供する。
マイクロソフトは10月1日、2008年1月に終了予定としていたWindows XPのOEMライセンス提供期間の延長を発表した。
今回の提供延長は、開発途上国の顧客や小規模事業者から寄せられた要望に対する対応で、現在提供中のWindows XPの全エディション(Windows XP Home Edition/Professional/Professional Tablet PC Edition/Professional 64 Bit Edition/Media Center Edition)の正規OEMライセンス、およびパッケージ版の販売が5カ月延長され2008年6月30日まで提供される。
今回発表となった、OEMライセンス/パッケージ版の提供延長以外にスケジュールの変更はなく、Windows XPのOEM 正規販売代理店ライセンス(DSP版)は2009年1月までの提供、Windows XPのサポート終了時期は、メインストリームサポートが2009年4月、延長サポートが2014年4月までとなっている。
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