クアッドコアにも対応したスリムデスクトップPC――「Endeavor MR3300」:2007年PC秋冬モデル
スリム筐体を採用したデスクトップ「Endeavor MR3300」は、マザーボードの変更によりCore 2 Quad Q6700の搭載に対応。省スペースモデルながらRAID構成も可能だ。
エプソンダイレクトは10月23日、スリム筐体採用のデスクトップPC「Endeavor MR3300」の発売を開始した。従来通りBTOによるカスタマイズに対応、価格は5万9850円から(税込み)。
Endeavor MR3300は、従来モデル「Endeavor MR3100」をベースとしつつ、FSB 1333MHz動作をサポートするIntel G35 Expressチップセットを搭載したことで、対応CPUを大幅に強化したのが特徴。具体的には、Celeron 420(1.6GHz)、Pentium Duai-Core E2160(1.8GHz)、Core 2 Duo E4500(2.2GHz)/E6550(2.33GHz)/E6750(2.66GHz)/E6850(3.0GHz)、Core 2 Quad Q6700(2.66GHz)を選択することが可能となった。
拡張スロットは従来同様、PCI Express x16×1、PCI Express x4×1、PCI×2を用意。標準構成のオンボードグラフィックス機能のほか、オプションにはグラフィックスカードとしてRadeon HD2400 PROも利用可能だ。また、HDDは最大で2基搭載でき、1.5Tバイト(750Gバイト×2基)まで増設が可能。RAID-0/1構成も利用できる。
メモリは512Mバイト〜最大3Gバイト、光学ドライブはDVD-ROMドライブ/DVDコンボドライブ/2層対応DVDスーパーマルチドライブを装備可能で、従来モデルで選択可能だったBlu-Rayドライブの搭載対応は見送られている。OSはWindows Vista Home Basic/同Home Premium/同Business/同Ultimate、およびWindows XP Home Edition/同Professional。本体サイズは98(幅)×401(奥行き)×357(高さ)ミリ、重量は約8.6キロ(最小構成時)。
関連キーワード
Windows Vista | Intel | ノートPC | Core 2 Duo | マルチコア | ギガビットイーサネット | クアッドコア | グラフィックスカード | Santa Rosa | 無線LAN
関連記事
- エプソンダイレクト、Mobility Radeon HD搭載のハイエンドノート「Endeavor NJ5100Pro」
エプソンダイレクトは、Centrino Pro準拠となるハイスペックノートPC「Endeavor NJ5100Pro」を発表した。GPUとしてMobility Radeon HD 2600を装備。最大2基のHDD搭載に対応しておりRAID構成も可能だ。 - 「宿題で使うから買ってくれぇぇ」──そういうときこそ15.4インチワイドのバリューノートで決まりっ
「本当に宿題か?」と思いながらも、むげに断れない巧みな要求には、残り少ないボーナスでも無理なく購入できる直販/ショップブランドノートPCで対応するのだ。 - はじめてのお使い(夏休み版)――直販サイトでPCを買ってみました
直販サイトでPCを購入する利点は、豊富なBTOメニューから自分の用途に最適な1台を選択できること。リニューアルされたばかりのEpson Direct Shopで実際にPCを買ってみた。 - 夏ボでコンパクトなVistaマシンを買いたいなっ
サラリーマンにとって年に2回のお楽しみ、ボーナスの時期がやってきた。この際だしパーッとPCでも新調して全部使ってしまえ。 - ビジネスもVistaで――B5サイズのリアルモバイル「Endeavor NA102」
光学ドライブ搭載で約1.2キロの軽量ノートPC「Endeavor NA102」。新たにデュアルコアに対応した実力をVista Businessで試した。Aero Glassはさくさく動く?( - すべての「Vista」が快適に動くA4スリムノート――Endeavor NA702
メインPCからモバイル用途まで幅広いシーンで使いたい、それも最新の「Windows Vista」で。そう思うならエプソンダイレクトの「NA702」は最適な選択肢の1つだ。 - 最強のデスクトップPCがクアッドコアでさらなる高みへ――Endeavor Pro4000
クアッドコアを搭載可能になったエプソンダイレクトの「Endeavor Pro4000」。価格に見合う性能なのか? 静音性は? がしがしエンコして試してみた。 - “Vista待ち”のあなたは、大きな勘違いをしている(ハイエンド編)
VistaのせいでPCの買い替えをためらっているのなら、それは間違いかもしれない。今回はいますぐ手に入るハイエンドマシンを例に、Vistaが快適に動くシステム構成を考えていく。 - “Vista待ち”のあなたは、大きな勘違いをしている(ミドルレンジ編)
いますぐ新しいPCが欲しいのにWindows Vistaの登場を待っている。そんな人はいないだろうか。Vistaのせいで買い替えをためらっているのなら、そんな心配は無用だ。エプソンダイレクトのマシンを例に、将来的にも安心して使えるシステム構成を見てみよう。 - 最強のデスクトップPCを求めて――「Endeavor Pro4000」
Intel Core 2シリーズの採用でさらなる高みへと到達したエプソンダイレクトのフラッグシップ機「Endeavor Pro4000」。その実力を徹底検証した。 - Intel G965+Core 2 Duoで性能を加速――変幻自在のスリムPC「Endeavor MR3100」
エプソンダイレクトの「Endeavor MR3100」は、新アーキテクチャの採用とBTOメニューの拡充により、コンパクトモデルの限界を押し広げるパフォーマンスを備えている。 - RADEON XPRESSでパワーアップした“4万円台から”のバリューPC──「Endeavor AT960」
最小構成例で4万7250円から用意するバリューデスクトップPCに、グラフィックス統合チップセット「RADEON XPRESS 200」を搭載する新モデル「Endeavor AT960」が登場した。“バリュー”であっても具体的にどれだけ・どのように使えるのか、実際に試してみた。 - グラフィックスワークステーション級の性能を――「Endeavor NJ5000Pro」
エプソンダイレクトの新たなフラッグシップ「Endeavor NJ5000Pro」は、Core 2 Duoと高解像度パネルを搭載し、OpenGL対応GPUによりCAD/CG用途さえもカバーする、幅広い可能性を秘めたハイエンドノートPCだ。 - Vista世代の低価格ワイドノートPC「Endeavor NJ2000」
Windows Vistaの発売をひかえて、低価格ノートPCにもワイド液晶の搭載がほぼ標準となった。現在、最もホットなこの市場にエプソンダイレクトは、Core 2 Duoを搭載した15.4インチワイドノートPC「Endeavor NJ2000」を投入する。 - 2スピンドルで1.2キロの“リアルモバイル”PC──エプソンダイレクト「Endeavor NA101」
約1.2キロの2スピンドルB5モバイルノート、しかも10万円台で購入可能──エプソンダイレクトの意欲作といえる新モデルが「Endeavor NA101」だ。オプションで用意するワンセグカードとともに使い勝手をチェックしていこう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.