レーザープリンタなどの電源コネクタが負荷で破損する可能性を発表――キヤノン/日本HPの2社
キヤノンは、同社製レーザープリンタ7機種を含む計17機種について、電源コネクターの差込み口に長期間の負荷が加わった場合に破損の可能性があると発表した。また、日本HPも2機種について同様の発表を行っている。
キヤノンはこのほど、同社製レーザープリンタ7機種を含む計17機種について、電源コネクターの差込み口に長期間の負荷が加わった場合に破損の可能性があると発表した。
該当する部位は、AC電源コードを接続する本体側の差し込み口コネクタ。この差込み口に長期間のストレスが加わったりすると、基板を固定するはんだ付けに亀裂が生じる場合がある。この場合、回路が断線して使用できなくなったり、状況によって製品内部から異臭/発煙が生じる可能性がある、としている。
該当機種は、1995年から2006年にかけて製造した小型複合機8機種「PC1210」「PC1230」「PC1250」「PC1255」「PC1260」「PC1270」「PC1275」「PC1280」、レーザープリンタ「LBP-210」「LBP-220/220Pro」「LBP-310」「LBP-320/320Pro」「LBP-470」、およびファクシミリ「MultiPASS L100」「キヤノフアクス L300」の計17機種だ。
対応方法については、製品の使用環境を確認した上で必要に応じて発生防止措置を無償で実施する、としている。連絡方法の詳細などはこちら。
また日本ヒューレット・パッカードも、上記と同様の問題についての発表を行っている。該当機種は、1995年から1999年に出荷されたレーザープリンタ「HP LaserJet 5L」「HP LaserJet 6L」の2製品で、必要に応じて無償にて防止措置を実施するとしている。
連絡方法の詳細などはこちらを参照のこと。
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