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アキバで「GF9800GX2」が敬遠されがちないくつかの理由古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

NVIDIAの最新GPU「GeForce 9800 GX2」搭載カードが出回っている。注目度は高いものの、いまひとつ売れているとはいえない状況。その理由は……。

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500GバイトHDD=“ナナキュッパ”が通常売価に――決算直前と円相場で

ドスパラ秋葉原本店のポスター

 前回リポートした“500GバイトHDD大特価競争”から時間が経ち、熱も冷めて通常売価に戻っていると思いきや、7980円の売価が通常化しているショップも現れるなど、より安売り側に流れが向いている状況だ。安く販売できる理由の1つに、現在も続く円高ドル安傾向があり、先週末はいくつものもショップで「円高還元セール」の文字が見えた。

 “円高還元”の対象となっていたのはHDDやメモリだ。底値が見えていた大容量HDDやDDR2メモリを尻目に、特にDDR3メモリの値下がりが目立っている。

 「円高還元セール実施中!」というドスパラ秋葉原本店は、その告知ポスターに「ドスパラは輸入品も数多く取り扱うパソコンショップです。そのため円高になると製品を安く入手できるようになります」などと、円高時に製品が安くなる理由を記していた。また、別のショップも「円高になったらメモリやHDDが安くなるのは常識。この傾向はしばらく続くでしょうね」などと話している。

 しかし、先週お伝えしたように、円高だけで起きた安売りではない。決算期直前という、メーカーやショップなどが在庫を一掃して、営業成績を少しでも上げたい時期が重なったことで、大胆なプライスダウンを実現している側面が否定できない。

 某ショップは「円相場が変わらなくても4月になったら、適性価格に戻る可能性が高いです。美味しい思いをしたいなら、3月のうちに購入するのがいいかもしれませんね」と話していた。

パソコンショップ・アークの円高差異還元セール(写真=左/中央)。USER'S SIDE秋葉原本店では、コルセアの「TWIN 3X2048-1066C7」の価格が、約4万円から2万790円に大幅ダウンしていた(写真=右)。

DDR2は底値気味。T-ZONE.PC DIY SHOPでは、1Gバイト×2枚のDDR2-800を4480円で売る特価セールを開催(写真=左)。同じくT-ZONE.PC DIY SHOPでは、日立の「Deskstar P7K500 HDP725050GLA360」を通常売価7980円で販売している(写真=中央)。TSUKUMO eX.の500GバイトHDDは売り切れ続出。在庫があるモデルもすべて1万円以下だった(写真=右)

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