アタイのVAIOはアタイが作る!──ソニースタイル購入ガイド(モバイルノート編):直販ノートPCの選び方(3/3 ページ)
多彩なモバイルノートPCをラインアップするソニーのVAIOシリーズ。直販のソニースタイルではさらに魅力的なモデルが用意されている。
いつでもどこでもフルWindowsを楽しめる「type U」
Centrino Atomの登場で注目を集めるミニPCやUMPC、MID(Mobile Internet Device)だが、その草分けともいえるのが「type U」だ。スライド式キーボードとタッチパネルを搭載した文庫本サイズの超小型モバイルPCで、Linuxやモバイル向けOSがインストールされたPDAやスマートフォンとは違って、Windows Vista Home Premium、またはWindows Vista Businessがプリインストールされており、通常のPCと同じアプリケーションでファイルをシームレスに扱えるのが最大の魅力だ。
カラーバリエーションは、SSDを搭載した「ゼロスピンドルモデル」が「ブルー」と「ブラック」、60G/40GバイトのHDDを内蔵した「ハードディスクモデル」が「シルバー」の合計3色だ。また、好みのメッセージをプレートに刻印できる、「type U専用レーザー刻印ストラップ」も販売されている(3000円)。自分の名前などを刻印すれば、よりオリジナリティの高いVAIOに仕立てられるだろう。最小構成価格は12万4800円からだ。
軽量ボディと長時間駆動を兼ね備えたビジネスモバイル「type G」
ビジネス用途も考えているならば、当初からビジネスシーンを想定して作られたモバイルノート「type G」がお勧めだ。VAIOシリーズならではの所有感を保ちつつ、ボディ全面を軽量で剛性の高いカーボン素材で構成することにより、最薄部23.5ミリ、最軽量構成時で約868グラムというボディを実現しながら、平面加圧振動試験で150kgf、動作時の落下試験で72センチにも耐える堅牢性を獲得している。キーボードの防滴機能や、超低電圧版のCore 2 Duoと標準バッテリーの組み合わせで最大12.5時間の動作が行えるのも魅力だろう。
VAIOオーナーメードモデルではSSD(64/48/32Gバイト)が選べ、DVDスーパーマルチドライブなしのゼロスピンドル仕様にすることも可能だ。カラーバリエーションは、「プレミアムブラウン」「シルバー」「ブラック」の3色があり、キーボードは英語キーボード、日本語キーボード、日本語(カナなし)キーボードの3種類が用意されている。最小構成価格は15万4800円からだ。
大画面ノート編とモバイルノート編の2回に分けてソニースタイルのアドバンテージと各モデルの特徴を紹介してきたが、最大の楽しみは「VAIOオーナーメードモデル」で自分だけのVAIOを作り上げられることだ。ノートPCはそうそう頻繁に買い換えるものではないから、検討に検討を重ねてデザインもパフォーマンスもサポートもすべてにおいて納得できるものを手に入れよう。
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