米Appleは7月21日、同社第3四半期(4〜6月期)の業績を発表した。売上高は74億6000万ドル、純利益は10億7000万ドル(1株当たり1.19ドル)となった。前年同期は売上高54億1000万ドル、純利益8億1800万ドル(1株当たり92セント)で、38%の増収、31%の増益となっている。
Macの出荷台数は前年同期比で41%増の249万6000台に達し、売上高でも43%増となった。iPodの販売台数は1101万1000台で、前年同期比12%増、売上高は7%増。iPhone(2G)の販売は71万7000台で、前年同期は27万台だった。
「4〜6月期としてはAppleの歴史上最高の売上高、利益を達成したことを報告できて誇りに思っている」とスティーブ・ジョブズCEO。「Macの販売で新たな記録を作り、新しいiPhone 3Gは本物の勝者となるだろう。向こう数カ月のうちにさらに新しい製品を幾つか完成させる予定だ」と同氏はコメントした。
ピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は第4四半期(7〜9月期)の売上高を78億ドル、利益を1株当たり1.0ドルと予測している。
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Appleの1〜3月期決算は、売上高は前年同期比43%増、純利益は36%増と引き続き好調だった。
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