レビュー
やっぱり新年は“最速”のPCで迎えたい――サイコムのCore i7搭載「G-Master BLADE」で1年の計を練る:切れ味抜群のPCがここにある(3/3 ページ)
世の中は不景気風が吹いているが、PC市場はCore i7からNetbookまでにぎわいを見せている。来年も通用する最強PCをサイコム製PCに見た。
Core i7搭載システムのお手本的存在
ベンチマークテストを実施した評価機の構成の価格は19万9800円で、Core i7-920搭載モデルなら16万1800円になる。新世代のプラットフォームを採用し、高品質なパーツで構成されていることを考えればリーズナブルといえるのではないだろうか。前述したようにCore i7では新しく導入されたフィーチャーが多く、Core i7を利用したシステムを自作するにおいては、これまでのCore 2シリーズとは勝手が違う部分がいくつかある。それを把握して新規に組み上げるにはそれなりに広い知識と情報収集が必要になる。サイコムのオリジナルPCならそういう点はすべてクリアされており、構成パーツも自作市場での旬のパーツでそろえられており、拡張性も十分確保され、Core i7システムのお手本的存在といえる。
新世代プラットフォームのパワーを実感できる、ハイエンドPCをすぐに手に入れたいユーザーには自信をもっておすすめできる1台だ。PCケース、電源ユニット、マザーボードと軸になる部分に高品質なパーツが使われているので、将来的な拡張を前提としたベースモデルとしても最適だろう。
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