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第7回 東京“ぷち現実逃避”のススメ──「VAIO X」と奥多摩でVAIO 2009年冬モデルロードテスト(1/2 ページ)

VAIO Xにモバイルデータ通信環境を整えると、“どこでも”仕事できる。では、ふと「このまま遠くへ行きたい」と思ったら、本当にそのまま遠くへ行って大丈夫……なのだろうか。

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VAIO Xと「このまま遠くへ行きたい」

photo 奥多摩で使う「VAIO X」

 筆者は仕事柄、“自宅やオフィス以外”でPCをよく利用する。これは、取材時など必要に迫られて行う以外に、何かに煮詰まった時の気分転換としてわざわざ外出することが多いため。そう「反対方面の電車に乗って、このままどこか遠くへ行きたいなぁ」いう欲望を少しだけ解消する手段だ。

 さて、“東京の〜”と言うと高層ビル群や繁華街などといったイメージが先行しがちで、「自然」を連想することは少ない。しかし、東京都も西部に足を向けると、自然豊かな場所が多く存在することも忘れてはいけない。青梅街道の宿場町として栄えた青梅市や、東京都の最西端かつ最北端である奥多摩町はその代表格である。

 そうだ「奥多摩へ行ってしまおう」。

 東京から青梅・奥多摩方面へのアクセスは、JR中央線などを経由して立川駅を起点とするJR青梅線を利用する。JR東京駅から青梅まで直通運転する「青梅特快」に乗ると、東京駅から1時間20分ほどで青梅駅に着いてしまう。同じ青梅市内にある紅葉の名所である御嶽(みたけ)駅へは青梅駅から電車を乗り換えてさらに20分ほど、奥多摩町の中心となる奥多摩駅へは35分ほど。2時間程度で、気分的にも周囲の景色的にも「ほんわか旅行気分」になれてしまう。


photophoto 東京駅から青梅まで直通電車が定期的に運行されている。休日などに運行する臨時車両「ホリデー快速おくたま・あきがわ」を使うと、御嶽や奥多摩まで乗り換えなしで往復することも可能だ(写真は復路の東京行き)。JR青梅線の終点、奥多摩駅は残念ながらモバイルWiMAX対応エリアではなかった(2009年12月現在)が、FOMAハイスピードのデータ通信は大丈夫だ(もちろん、携帯電話も普通に利用できる)

Sony Style(ソニースタイル)

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