第2回 やっぱ小さかった、VAIO Zの「アレ」:VAIO Z ロードテスト(1/2 ページ)
VAIO Zの特に“IYH”なポイントが、13.1型ワイドながら1920×1080ドット表示の「VAIOディスプレイプレミアム」だろう。予想通りの細かさだが……少しあがいてみた。
13.1型ワイドでフルHD……もちろん予想はしていたが
ソニーの「VAIO Z(VPCZ1)」(以下、VAIO Z)は、13.1型ワイドの液晶ディスプレイを搭載するモバイルノートPCだ。
標準モデルのディスプレイ解像度は1600×900ドットだが、VAIOオーナーメードモデルのオプションで、1920×1080ドット(フルHD)表示に対応するVAIOディスプレイプレミアムを選択できる。
うほほー。それにしてもフルHDは広いヨー。
さて、フルHDの液晶ディスプレイを選択すると、Windows 7のフォントサイズが「中−125%」に設定された状態で出荷される。もちろん、フルHD本来の解像度を享受したいなら「小−100%」の設定を試さないわけにはいかないのだが……。
……小さすぎです。
幼少時代から目だけはよく、メガネにあこがれもしたが、PCを酷使する仕事熱心なあまり遠視と乱視とオッサン化が進んだ。近距離における目のAF精度がやや甘くなっただけで、決して老眼ではない。
13.1型ワイドでフルHDの「小−100%」設定は無理と判断したが、125%なら文字は相当見やすくなる。とはいえ、なんだかもったいない気がしないでもない。このフォントサイズ設定は表示する文字サイズだけ大きくなるため、アプリケーションによっては初期状態の表示ウインドウに収まらず、少し使いにくくなるシーンも起こり得る。届いて最初に行った「リカバリーディスクの作成」ツールなどもそうだった。
というわけで、フォントサイズは「110%」に設定することで落ち着いた。カスタムDPIの設定はコントロールパネル→ディスプレイ→「カスタムテキストサイズの設定」より行える。
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