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「Radeon HD 6870」「Radeon HD 6850」でGeForce GTX 460を迎撃せよ!イマドキのイタモノ(4/4 ページ)

Radeon HD 6800シリーズが発表された。新世代のハイエンドGPUを思わせるナンバーだが、その位置付けは異なる。性能と価格のバランスはどう変わったのか?

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比較的安価ながら「遊べる」パフォーマンス

 Radeon HD 5830やRadeon HD 5770の価格帯でRadeon HD 5800クラスのパフォーマンスを発揮するのが、Radeon HD 6800シリーズの性格だ。6870と6850という型番に混乱しそうだが、こうした価格性能比のGPUで購入するユーザーが最も多いのかもしれない。AMDがRadeon HD 6800シリーズで価格性能比を重視したのはGeForce GTX 460の存在が大きいだろう。

 搭載するグラフィックスカードの実売価格に関しては、Radeon HD 6870が2万円台半ばから後半、Radeon HD 6850が2万円から2万円台半ばといったところになる。価格面でもGeForce GTX 460に対抗するものとなるだろう。3万円以内で最新ゲームにも十分に対応できるグラフィックスカードは選びやすいモデルといえる。

 ただ、GeForce GTX 460の価格動向にも注意したい。多くのモデルで価格が下落傾向にあって値頃感が出ているほか、オーバークロックの余地を残したGPUだけに、市場に出ているのはオーバークロックモデルが主流になりつつある。GeForce GTX 460のオーバークロック製品に対抗するRadeon HD 6800シリーズのオーバークロックモデルにも期待したい。

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