検索
ニュース

デル、15.6型で“世界最薄クラス”をうたうノートPC――「Dell XPS 15z」今度はMacBook Pro対抗か

デルが予告した新型ノートPCは、アルミニウム+マグネシウム合金ボディの15.6型ワイドモデル「Dell XPS 15z」だった。Windowsの15型ノートPCで最薄クラスの金属ボディが特徴だ。

Share
Tweet
LINE
Hatena
Dell XPS 15z

 デルは5月24日、15.6型ワイド液晶ディスプレイ搭載ノートPC「Dell XPS 15z」を発表、同日より販売を開始した。価格は9万9980円から。

 Dell XPS 15zは、同社がFacebookで予告映像を公開していた“薄型ノートPC”だ。かつてデルはアルミ削り出しの薄型ノートPC「Adamo」を投入したことがあるが、今回は光学ドライブを内蔵したWindows搭載の15.6型ノートPCとして世界最薄クラスを実現している。

 丸みを帯びたアルミボディの外装はアルマイト加工が施されており、アイソレーションタイプのバックライト付きキーボードや、その脇にあるメッシュ状のスピーカーなど、MacBook Proを思わせるデザインだ。ただし、完全一体成形のユニボディではなく、パームレストはマグネシウム合金製になっている。また、キーボードは防滴性能も持つ。本体サイズは384.85(幅)×260.37(奥行き)×24.68(高さ)ミリ、重量は約2.51キロ。8セルのリチウムポリマーバッテリーで、最大約8時間22分の駆動を行える。

 基本システムには、Huron River(開発コード名)プラットフォームを採用し、CPUは第2世代Core iシリーズのデュアルコアCPU、Core i7-2620M(2.7GHz/最大3.4 GHz)、もしくはCore i5-2410M(2.3GHz/最大2.9 GHz)を選択できる。チップセットはIntel HM67 Expressだ。グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000と外部GPUのNVIDIA GeForce GT 525M(メモリ容量が1Gバイト/2Gバイトの2種類)を搭載し、NVIDIA Optimus Technologyによって2つのグラフィックス機能を自動で切り替えられる。

 メモリ容量は4Gバイト/6Gバイト/8Gバイト、HDD容量は500Gバイト/750Gバイトで、光学ドライブとしてスロットイン式のDVDスーパーマルチドライブを備える。なお、15.6型ワイドの光沢液晶ディスプレイは、1366×768ドット表示と1920×1080ドット表示の2種類のパネルを選択可能だ。OSは64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)。

 インタフェースは、右側面にDVDスーパーマルチドライブと音声入出力、左側面に9-in-1メディアスロット(SD/SDIO/SDXC/SDHC/MS/MS Pro/MMC/MSXC/xD)と、USB 3.0×2、PowerShare対応USB 2.0/eSATA兼用ポート、HDMI 1.4、Mini DisplayPortが並び、液晶ディスプレイ上部に130万画素のWebカメラを内蔵する。このほか、ネットワーク機能として、IEEE802.11a/g/n対応の無線LANとギガビットLAN、Bluetooth 3.0を搭載する。

アルマイト加工されたアルミシャーシを採用(写真=左)。キーボードはアイソレーションタイプ、パームレストにはマグネシウム合金が用いられている(写真=右)

関連キーワード

ノートPC | Dell | 薄型ノートPC | 予告 | Dell Adamo


→「Dell XPS 15z」をデル公式サイトで購入する
洗練も、先進も、すべてがこのノートブックの中に。価格は9万9980円(税込/5月24日現在)。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る