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Microsoftの「Windows 8」、製品エディションは4つに
これまで「Windows on ARM」などと呼ばれてきたARM版は「Windows RT」という正式名称になった。
米Microsoftは4月16日(現地時間)、次期Windowsの正式名称と製品エディション(SKU)を発表した。正式名称は「Windows 8」になり、製品エディションはWindows 7より1つ少ない4種類だ。
MSDNブログではエディションは3つとしているが、The Windows Blogに注釈として「従来のWindowsと同様に、企業顧客向けにSA付きのエディションも用意する」とあり、実質的には4つのエディションとなる。
- Windows 8:x86/64版のコンシューマー向け
- Windows 8 Pro:x86/64版のプロ(仕事でWindowsを使うユーザー)向け
- Windows 8 Enterprise:「Pro」エディションに一部機能を追加し、Software Assurance(SA)契約に基づいて提供する
- Windows RT:これまで「Windows on ARM」あるいは「WOA」と呼ばれてきたARM版Windows。このエディション向けのタッチスクリーン対応アプリは、新しいWindowsランタイム「WinRT」上で開発されている
Microsoftは2月29日に「Windows 8 Consumer Preview」を公開したが、正式版公開の日程などは明らかにしていない。同社は向こう数カ月のうちに価格などの情報を発表していくとしている。
SKU別の機能サポート状況は以下の表の通り(今後変更される可能性もある)。
変更履歴:本文で「Windows RT」を「Windows 8 RT」としていました。お詫びして修正いたします。[2012/4/17 10:30]
変更履歴:本文で「SA」を「SLA」としていました。お詫びして修正いたします。[2012/4/18 10:30]
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