“侮れない”軽さと使いやすさ、タブレットの国民機になる……か?──NEC「LifeTouch L」検証:USBホスト+標準Wi-Fi印刷+DTCP-IP対応、意外に高機能(1/4 ページ)
NECの10.1型タブレット「LifeTouch L」は、薄型軽量ボディに加え、PCに対するタブレットの弱みと言える“拡張性”の強化がポイント。豊富なプリインアプリや開発テーマから「初心者/ファミリー向け」とするモデルだが、意外と優れた実力を持っている。
厚さ7.99ミリ/重量約540グラムの薄型軽量10.1型タブレット
NECより、薄型軽量な10.1型タブレットの新モデル「LifeTouch L」が登場する。
主な仕様は、OSにAndroid 4.0、厚さ7.99ミリ/重量約540グラムの薄型軽量のボディ、1.5GHz動作のデュアルコアCPU「OMAP 4460 HS」、1Gバイトのメインメモリ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(2.4G/5GHz帯対応)などで、32Gバイトのストレージを内蔵する上位モデル「TLX5W/1A」と、同16Gバイトストレージの標準モデル「TLX0W/1A」の2モデルを用意する。
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他社Androidタブレットと何が違うか。今回は上位モデルのTLX5W/1Aで実力をチェックする。
手にしてまず感じるのは「意外な軽さ」。本機は10.1型ワイドのディスプレイを採用するタブレットだが、同等サイズの、例えば所有する第3世代iPad Wi-Fiモデル(約652グラム)の感覚で手にすると、約7.99ミリのフラットな薄型ボディと相まって、アレ? これはモックアップなのかなと錯覚するほど軽量だ。本体サイズは本体サイズは257(幅)×180(奥行き)×7.99(厚さ)ミリ、重量約540グラムとなる。
ボディはディスプレイ面をブラック、側面をホワイト、裏面を薄いシルバーで構成し、“フラットな板”といったシンプルなデザインとなっている。側面はディスプレイ面に対して底面を微妙に絞った造形で、左右の上下に2つずつ滑り止めのための小さい突起がある。フラットボディながらも机から持ち上げやすく、そして手にしても滑りにくい、スリムボディならではの細かい工夫が設けられている。薄さ、軽さととともに、こういった「使いやすさ」も意識したデザインは非常に好印象だ。
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