PCもスマホも、広範囲に使える多機能ワイヤレススピーカー「Sound BlasterAxx」シリーズを試す:“六角柱1本”の意外なスタイル(2/3 ページ)
六角柱ボディが印象的なワイヤレススピーカー「Sound BlasterAxx」シリーズが登場。PCとスマートデバイスを併用する人に便利なBluetooth内蔵上位モデル「SBX 20」の使い勝手を検証する。
専用コントロールパネルで音と声のカスタムが可能
使い始めはPCとUSB接続、あるいは使用機器とBluetooth接続でペアリングするだけ。スピーカーとしてであればこれだけで機能するが、Windows PCは同社サイトで公開される「Sound BlasterAxx コントロールパネル」ソフトウェアのインストール(スマートデバイスはApp StoreないしGoogle Playよりソフトウエアをダウンロード)して各種機能のコントロールも行えるようになる。
Sound BlasterAxx コントロールパネルは、シーンにあわせて設定を最適化したプロファイルがあらかじめ複数パターン用意されている。曲の歌詞をじっくり聞きたいときや、深夜に映画を鑑賞したいとき、迫力のある音でアクションゲームを楽しみたいときなど、プロファイルを選ぶだけで最適なサウンド設定で再生できる。
もちろんサウンド設定は個別カスタマイズ変更も可能。サラウンドやダイナミックレンジ補正、低音域補正のほか、曲ごとにボリュームが変わるのを防ぎ、自動で最適な音量レベルに調節する「Smart Volume」や、映画などの音声を聞き取りやすくする「Dialog Plus」などの機能も必要に応じてオン/オフできる。
デュアルマイクアレイによる音声入力もスピーカーと同様にさまざまな設定を用意する。音声通話用、音声認識用など、マイクの使用シーンに合わせて最適化されたプロファイルをあらかじめいくつか用意するほか、ノイズリダクションの有効/無効や、集音範囲の調整も行える。こちらは例えば、集音範囲をワイドにすることで複数の人が参加する会議用に、逆にナロー方向にすれば周囲の余計な雑音の混入を防ぐので、Skypeの音声チャットやUst中継用などに向くだろう。
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