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3面カーボン採用の「LuvBook X」が待望のIvy Bridge世代にCore i7でさらに速く

重量1キロを切る軽量ボディを実現したマウスコンピューターの11.6型Ultrabook「LuvBook X」が第3世代のCore i7を採用。256GバイトSSD搭載モデルも用意し、より高速なモデルに生まれ変わった。

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待望のIvy版「LuvBook X」が登場

新「LuvBook X」

 マウスコンピューターは9月21日、11.6型(1366×768ドット)液晶ディスプレイを搭載するUltrabook「LuvBook X」の新モデルを発表、同日より販売を開始した。

 LuvBook Xは、外装の3面にカーボンファイバーを採用することで、重量1キロを切る軽量ボディを実現したUltrabookだ。初代機が登場した際、その突出した製品コンセプトが注目を集め、PC USER編集部でもレビュー開発者インタビューを掲載している。ただし、製品投入のタイミングは、Ivy Bridgeを採用する第2世代Ultrabookへの過渡期にあり、Sandy Bridge世代である点を惜しむ声もあった。今回登場した新「LuvBook X」は、待望のIvy Bridge版ということになる。

 ラインアップは、ストレージ構成やオフィスソフトの有無で差別化された全3モデル。前述の通りCPUはすべてIvy Bridge世代のCore i7-3517U(1.9GHz/最大3GHz)に刷新され、メモリは4GバイトのPC3-12800モジュールを搭載、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000に強化された。

 各モデルの価格は、128GバイトSSDを搭載し、64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)をプリインストールする「LB-X210S」が9万9750円。256GバイトSSDを搭載し、OSに64ビット版Windows 7 Professional(SP1)をプリインストールする「LB-X210S-Pro」が11万9700円。これにMicrosoft Office Home and Business 2010をバンドルした「LB-X210S-Pro-B」が13万9860円となっている。

カーボン素材のパターンが見える特徴的なデザイン

 そのほかの仕様は、従来機種をほぼ踏襲しており、microSDカードリーダーをはじめ、USB 3.0×1、USB 2.0×1、Mini DisplayPort出力×1、ヘッドフォン、マイクなどを搭載。液晶上部に130万画素Webカメラを内蔵し、ネットワーク機能としてIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth V4.0+LEを備える。なお、USBポートで有線LANを利用するためのUSBイーサネットアダプタと、Mini DisplayPort−アナログRGB変換アダプタも付属する。本体サイズは298(幅)×194(奥行き)×5.5〜17(高さ)ミリ、重量は約960グラム。バッテリーで約5.5時間の駆動が行える。

 なお、天面と底面にカーボン素材のパターンを残した特徴的な外観に変更はないが、液晶ディスプレイのヒンジ部分は、ブラッククロム加工を施したステンレスが採用され、従来モデルのシルバー色に比べて、落ち着いたデザインになった。

USBイーサネットアダプタ(写真=左)とMini DisplayPort−アナログRGB変換アダプタ(写真=右)が付属する

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