新UIで写真/ビデオ編集がより手軽に――「Adobe Photoshop Elements 11」「Adobe Premiere Elements 11」:誰でもカンタン
アドビシステムズは、「Adobe Photoshop Elements 11」と「Adobe Premiere Elements 11」を10月12日に発売する。ユーザーインタフェースを刷新し、より直感的な操作を実現した。
アドビシステムズは9月25日、写真編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 11」および動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 11」の日本語版を発表、10月12日に発売する。通常版の価格は、Adobe Photoshop Elements 11とAdobe Premiere Elements 11がともに1万4490円。また、上記2本をセットにしたPhotoshop Elements 11 & Premiere Elements 11は2万790円で販売される。
最新版では、写真/動画を管理する「Elements Organizer」のユーザーインタフェースが刷新され、文字やアイコンが大きくなったほか、写真やビデオを人物/場所/イベント別に整理できるようになった。また、ジオタグにも対応し、写真やビデオを撮影した場所をGoogleマップ上で表示できるのもトピックだ。
Adobe Photoshop Elements 11は、クイックモードが標準の編集モードになり、初心者がより簡単に扱えるように改善(従来の標準編集モードはエキスパートモードになった)。また、前バージョンで「被写界深度効果」などが追加されたガイド付き編集モードでは、新たにチルトシフト、ローキー、ハイキー、ビネット効果が追加された。さらにPhotoshop CS5で搭載された「境界線を調整」がElementsでも利用可能になり、選択範囲の境界線を細かく調整可能になっている。このほか、コミック・ペンや、インク・グラフィック・ノベルといった100種類以上のフィルター効果も追加されている。
一方、Adobe Premiere Elements 11もUIを一部変更し、シーンラインで編集する「クイックモード」と、タイムラインの「エキスパートモード」を用意。また、Photoshopの使い勝手を取り入れた、スライダーによる映像の色調補正が可能になり、より直感的に映像を扱える。このほか、ビデオの一部分を手軽にスローモーション/ファストモーションにする機能が加わった。なお、今バージョンよりMac OS Xでも64ビットに対応している。
対応OSは、Windows版がWindows 8/7/Vista/XP(Photoshop Elements 11はSP3、Premiere Elements 11はSP2以降)、Mac版がMac OS X 10.6から10.8となっている。
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