「Windows 8」販売解禁!! 深夜のアキバは「7」を超える盛り上がり：深夜販売リポート

Windows 8の一般販売がスタートした。アキバのPCショップでは恒例の深夜販売を実施。多数のユーザーがパーツ通りにつめかけ、“お祭り状態”で最新OSの到来を祝った。

[後藤治，ITmedia]

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Windows 8の発売を祝う秋葉原

アキバ限定のWindows 8発売記念パック

　10月26日0時、マイクロソフトの最新OS「Windows 8」の一般販売が始まった。深夜イベントを実施した秋葉原のPCパーツショップ通りは人であふれ、「Windows 7」の深夜販売を超える盛り上がりを見せた。

　Windows 8は、従来のマウスとキーボードによる入力に加えて、タッチでの操作に最適化しているのが特徴だ。スマートフォンやタブレット端末の普及によって、タッチ操作は一般的なインタフェースとなりつつあるが、新しいWindows 8では従来のキーボードによる生産性とタッチによる直感的な操作の両立を目指した。日本マイクロソフトの樋口社長は、同日行われた「前夜祭」イベントで、「コンテンツの視聴と創作のどちらにも対応できるのがWindows 8の優位性。Windows 95以来の革新的なOSだ」とアピールする。

　このWindows 8の発売を世界で日本が最も早く迎えるとあって、恒例の深夜販売イベントを実施したアキバには熱心なユーザーが多数つめかけた。特に今回は、前日25日の午後6時から日本マイクロソフト主催のWindows 8「前夜祭」がベルサール秋葉原で開催されたほか、秋葉原の主要なパーツショップがさまざまな特価品を用意。著名ライターや人気声優によるトークショーなどもを実施し、Windows 8の発売を支援した。販売解禁の時刻が近づくにつれて、パーツショップ通りは人混みでごった返し、最新OSのローンチにふさわしい“お祭り騒ぎ”となっていった。

ベルサール秋葉原で実施された「Windows 8 『前夜祭』」（写真＝左）。クリスタル・ケイさんなどゲストに招いたライブイベントが行われた（写真＝中央）。会場のタッチ＆トライコーナーにはWindows 8を搭載した最新PCも多数展示（写真＝右）

Windows 8のバナーでラッピングされたトラック。秋葉原を巡回していた（写真＝左）。スタッフが着用していたWindows 8ロゴ入りシャツ。パーカーバージョンも見かけた。欲しい……（写真＝中央）。来場者全員による「ウィンドウズ、エイト、オー」のかけ声で前夜祭を締めた（写真＝右）

Windows 8応援キャラクターの声を担当した声優さんや著名ライターによるトークイベント、オークション、特価品販売などを実施。午後9時過ぎは特価品目当ての行列が店の前に伸びた。写真はツートップ、TSUKUMO.ex、アークの様子

Windows 8応援キャラクターの窓辺ゆう、窓辺あい、Windows 7でおなじみの窓辺ななみのコスプレをした人たち。お祭りらしい物品の販売も行われていた

販売解禁直前のパーツショップ通り。歩くのも困難なほど

　そして10月26日0時を直前に迎えると人の波は最高潮に達し、パーツ通りはほとんど動くことができないほどの過密状態に。カウントダウンのかけ声が「ゼロ」を告げた瞬間に各店舗のくす玉が割られ、拍手と歓声が沸き起こった。以下、各店舗の解禁直後の様子を写真と動画で見ていこう。

日本マイクロソフトの樋口社長がカウントダウンを行ったツートップ（写真＝左）。マウスコンピューターは小松社長が登場（写真＝中央）。ドスパラはライターの高橋敏也氏や声優の古谷徹氏、イリュージョンユニットのプリマベーラがカウントダウンを実施（写真＝右）

PC DIY SHOP FreeT（写真＝左）。TSUKUMO.ex（写真＝中央）。記念パッケージの秋葉原エディションを入手して、満面の笑みを浮かべる熱心なユーザーの姿も（写真＝右）

マウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップにおけるWindows 8販売開始カウントダウンの様子

TSUKUMO eX.におけるWindows 8販売開始カウントダウンの様子

　なお、Windows 8の関連情報は特集ページでまとめているので、是非そちらを参照してほしい。