大画面派待望、“15.6型ノート”の概念を変える特別モデル──「LaVie X」徹底チェック(前編):直販サイトモデルは12万円台から(1/2 ページ)
15.6型フルHD&IPSのIPS大型ディスプレイを採用しながら、12.8ミリ/1.56キロの極薄軽量ボディを実現。NECの“スペシャル”Ultrabook第2弾、「LaVie X」の使い勝手とパフォーマンスをチェックする。
まるで1枚の金属板のようなフラットかつシャープなボディ
薄さ、軽さはそのままに、もっと大画面に。NECから登場した“大画面”Ultrabook、それが「LaVie X」だ。
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LaVie Xは15.6型ワイドサイズのIPS液晶ディスプレイを搭載しながら、わずか12.8ミリという厚さ、1.56キロという軽量さを実現する点が最大の特長。インテルが示すUltrabookのガイドラインである“14型以上は21ミリ以下”はもちろん、“14型未満は18ミリ”をも大きく下回る「極薄ボディ」を実現する。
15.6型ワイドと大きなディスプレイを搭載するだけに、フットプリントは375(幅)×225(奥行き)ミリとそれなりに大きい。ただ、それだけに12.8ミリの厚さがいっそう際立つ。写真だけでは、一見LaVie Zの大型版のように思うかもしれないが、実物を見るとLaVie Z以上にガッシリしていて、力強い。フラットかつシャープなフォルム、金属の質感を生かしたヘアライン加工、ガッシリした剛性感の高さと相まって、閉じた状態では金属の1枚板、または石板のような存在感がある。さらにはキャンバスなど大型の画材のようでもあり、どことなくアートな雰囲気も感じさせる。
改めてボディサイズは375(幅)×225(奥行き)×12.8(厚さ)ミリで、重量は約1.56キロだ。今回の評価機実測値は1578グラムと公称値より若干重量があった。
オーシャンシルバーと名付けられたボディカラーは、うっすら青く反射するシルバーをメインに、液晶ベゼル部分は光沢ブラック、ヒンジ部分には非光沢ブラックを採用している。バッテリーの着脱は不可(本体内蔵型)、容量は33.3ワットアワー(11.1ボルト/3000mA)、公称動作時間は約7時間となっている。
バッテリー動作時間こそ最近のUltrabookとしてそれほど長くはないが、画面の大きさや重さを考慮すれば健闘しているといえるだろう。LaVie Zと同様に、1時間でバッテリー残量ゼロから約80%まで充電できる急速充電機能を用意している。
標準で付属するACアダプタは、LaVie Zに付属するものと同等の薄型タイプが付属する。サイズは65.5(幅)×105.5(奥行き)×18.5(厚さ)ミリで、重量は実測で299グラムだった。欲をいえば、もう少し直付けのDCケーブルを短くしてくれるとよりコンパクトに収納しやすいのだが、薄型の本体と一緒にいれてもさほどかさばらない。
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