Windows 8ライセンスの累計販売本数が1億本を突破 “Blue”は年内に実施へ
Microsoftが、Windows 8の販売本数が1億本を突破したと発表した。また、Windows 8の大規模アップデート(コードネーム:Windows Blue)を年内に実施することも認めた。
昨年10月26日に発売された「Windows 8」の累計販売本数(アップデートとOEMへの販売を含む)が1億本を超えた。米Microsoftが5月7日(現地時間)、Windows部門CFO(最高財務責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)であるタミ・レラー氏へのインタビューという形で、公式ブログで発表した。
同社は今年の1月、Windows 8の販売本数が6000万本になったと発表しており、約4カ月で4000万本売れたことになる。“史上最速のペースで売れたOS”である「Windows 7」よりは少し時間がかかった(2009年10月22日発売のWindows 7はちょうど6カ月で1億本を突破した)。
レラー氏は「Windows Blue」について触れ、これがWindows 8のアップグレードのコードネームであり、年内に実施すると語った。このアップグレードには、PCおよびタブレットのディスプレイサイズやバッテリー持続時間、パフォーマンスに関する改善が含まれるという。同社はWindowsタブレットに従来の10インチより小さいモデルを追加できるようにすると予告している。
同氏はまた、SkyDriveのユーザー数が2億5000万人を突破したこと、アクティブなMicrosoftアカウント(旧Windows Live ID。@live.com、@msn.com、@hotmail.com、@outlook.comなど)が7億を超えたことも発表した。
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