WiMAX+au 3Gで使える安心の1台──ハイブリッドルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX」実力チェック(前編):大容量バッテリー搭載の新モデル(1/2 ページ)
WiMAX+au 3Gエリア、高速と広エリアを両立するポータブルルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX」が登場。“ハイブリッド”具合はどうか、サイズ感や実バッテリー動作時間はどうか、早速実機をチェックしてみよう。
高速通信+通信量制限を設けないWiMAX、広エリアの3Gで使える「安心」の1台
最近、新モデルがいろいろ登場し、モバイルルータファンも「あれ、意外といっぱい出ますね」と驚いているWiMAX対応製品群(ルータ)。NECアクセステクニカ「AtermWM3800R」、シンセイコーポレーション「URoad-Aero」、ネットワークコンサルティング「Mobile Slim」などに続き、WiMAX+auのエリアで使える“ハイブリッド”ルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX(HWD13)」も注目したいモデルの1つだろう。
Wi-Fi WALKER WiMAXの最大の特徴は、やはり“高速通信”と“広エリア”を両立できること。WiMAXエリアとauの3Gエリア、双方のネットワークを1台で利用でき、WiMAXは下り最大40Mbps/上り最大15.4Mbpsの速度+通信量制限を設けない点、広エリアのauエリアも下り最大3.1Mbps/上り最大1.8Mbpsで通信可能だ。普段はWiMAXで、WiMAXが圏外あるいは電波が届きにくいエリアでは自動的に(あるいは手動で)au 3Gへ接続が切り替わる機能を備えている(ちなみにau 3Gネットワーク接続時は1カ月あたり5Gバイトの通信量が上限となり、以降は通信速度を制御する制限がある)。
2013年現在、地下鉄各線のWiMAXエリア化などで対応エリアはかなり広がった印象だが、3Gエリアに比べると都市部においても接続できない率はまだ高い。この点で、3Gエリア“も”利用できるのはとても心強い。前述した2013年発売のWiMAXルータ群と比べ、この点は本機の最大のメリットである。
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