PCパーツベンダー各社、GeForce GTX 780/770搭載グラフィックスカードを発売
NVIDIAの発表にあわせて、PCパーツベンダーが最新GPUを搭載するモデルを投入した。
MSIとZOTAC
アスクは、GeForce GTX 780搭載グラフィックスカードとしてMSI製「N780-3GD5」とZOTAC製「ZOTAC GeForce GTX 780」、およびGeForce GTX 770搭載グラフィックスカードとして、MSI製「N770GTX Twin Frozr 4S OC」とZOTAC製「ZOTAC GeForce GTX 770」の取り扱いを開始した。
N780-3GD5はコアベースクロックが863MHz、Boostクロックが902MHzで、グラフィックスメモリの転送レートはGDDR5で6008Mbps。一方のZOTAC GeForce GTX 780は、コアベースクロックが863MHz、Boostクロックが900MHz、メモリ転送レートは6008Mbps。クーラーユニットはリファレンスデザインと共通だ。
一方、N770GTX Twin Frozr 4S OCは、独自クーラーを採用したOCモデルで、コアベースクロックを1046MHzから1058MHzに、Boostクロックを1085MHzから1111MHzに引き上げている。グラフィックスメモリの転送レートはGDDR5で7010MHz。また、ZOTAC GeForce GTX 770も同様にオリジナル仕様のデュアルファンを搭載したOCモデルで、コアベースクロック を1059MHz、ブーストクロックを1098MHzに引き上げている。メモリクロックは7010MHz。なお、映像出力インタフェースはすべて、DVI-I、DVI-D、HDMI(1.4準拠)、DisplayPort(1.2準拠)。
ギガバイト
CFD販売は、GeForce GTX 780搭載グラフィックスカードとして、ギガバイト製「GV-N780D5-3GD-B」と「GV-N780OC-3GD」、およびGeForce GTX 770搭載グラフィックスカードとして「GV-N770OC-2GD」の取り扱いを開始した。
GV-N780D5-3GD-Bは、ほぼリファレンスデザインに準じる仕様だが、OCモデルのGV-N780OC-3GDは、独自設計のヒートシンクと傾斜ファンによる「WindForce 3X」を搭載し、ベースクロックを863MHzから954Hzに、Boostクロックを900MHzから1006MHzに向上している。これにより、GeForce GTX TITANと同等の性能を発揮できるとしている。
GeForce GTX 770を搭載するGV-N770OC-2GDも、GV-N780OC-3GDと同じく冷却に「WindForce 3X」を採用。ベースクロックを1046MHzから1137MHzに、Boostクロックを1085MHzから1189MHzに高めているのが特徴だ。
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