“宇宙最強”ゲーミングPC「ALIENWARE」が2年ぶりのフルモデルチェンジ:Haswell+GTX 780 SLIの18.4型も(2/2 ページ)
デルが「ALIENWARE」の新モデルを発表。ノートPCのラインアップは約2年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、Haswell世代に生まれ変わった。
宇宙最強の18型ゲーミングノート――「ALIENWARE 18」
ALIENWARE 18は、SLI構成の外部GPUを標準採用する18.4型ワイド液晶(1920×1080ドット)搭載ノートPCだ。最上位のオプションとして、オーバークロック済みのCore i7-4930MX(3.0GHz/最大4.3GHz)を選べるほか、グラフィックスはGeForce GTX 780 SLI(GDDR5 4Gバイト×2)、32Gバイトメモリ、SSDも含め3台まで搭載できるストレージと、世界最高クラスの性能を備える。
また、ALIENWARE 18と同じく、HDMI入力を備えるほか、ゲームごとにコマンドを設定できるマクロキーなど、ゲーマー向け機能を搭載しているのも特徴だ。主なインタフェースは、9-in-1メディアスロット、USB 3.0×4(うち1つは給電機能付き)、HDMI 1.4出力、HDMI 1.3入力、Mini DisplayPort、音声入出力、ギガビットLAN(Killerコントローラ)、200万画素Webカメラなど。本体サイズは、456.5(幅)×327.89(奥行き)×56.71〜57.50(高さ)ミリ、重量は約5.47キロ。バッテリー駆動時間は3〜4時間程度になる見込み。
なお、スタンダードモデルは24万9980円から購入できるが、“全部入り”構成は50万円を超えるようだ。
ALIENWARE 18の主なスペック | |||
---|---|---|---|
モデル名 | スタンダード | プレミアム | プラチナ |
CPU | Core i7-4700MQ(2.4GHz/最大3.4GHz) | Core i7-4800MQ(2.7GHz/最大3.7GHz) | Core i7-4900MQ(2.8GHz/最大3.9GHz) |
チップセット | Intel HM87 Express | ||
メモリ | 8GB(DDR3-1600MHz) | 16GB(DDR3-1600MHz) | 16GB(DDR3-1600MHz) |
ストレージ | 64GB SSD(mSATA)+750GB HDD | ||
グラフィックス | GeForce GTX 765M(2GB)×2(SLI) | GeForce GTX 770M(3GB)×2(SLI) | GeForce GTX 780M(4GB)×2(SLI) |
ディスプレイ | 18.4型ワイド光沢(1920×1080ドット) | ||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | Blu-rayコンボドライブ | Blu-rayコンボドライブ |
OS | 64ビット版Windows 7 Home Premiumまたは64ビット版Windows 8 | ||
価格 | 24万9980円 | 29万9980円 | 37万9980円 |
性能を2.7倍に向上したコンパクトデスクトップ――「ALIENWARE X51」
一方、コンパクトデスクトップPC「ALIENWARE X51」もHaswell世代の基本システムに移行している。マットステルスブラックのデザインは従来モデルを引き継ぎつつ、CPUにCore i5-4430(3.0GHz/最大3.2GHz)/Core i7-4770(3.4GHz/最大3.9GHz)を採用、ストレージのBTOメニューに256GバイトSSD+1TバイトHDDのオプションを新たに追加した。同社によると、新モデルでは性能が最大2.7倍に向上したという。ただ、グラフィックスのオプションは前世代のGeForce GTX 645/660/670となっている。
インタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×6(前面×2、背面×4)、ギガビットLAN、音声入出力など。IEEE802.11b/g/n対応の無線LANモジュールも内蔵する。本体サイズは343(幅)×318(奥行き)×318.5(高さ)ミリ、重量は約5.49キロ。
ALIENWARE X51の主なスペック | |||
---|---|---|---|
モデル名 | スタンダード | プレミアム | プラチナ |
CPU | Core i5-4430(3.0GHz/最大3.2GHz) | Core i7-4770(3.4GHz/最大3.9GHz) | Core i7-4770(3.4GHz/最大3.9GHz) |
メモリ | 8GB(DDR3-1600MHz) | ||
ストレージ | 1TB HDD | 2TB HDD | 2TB HDD |
グラフィックス | GeForce GTX 645(1GB) | GeForce GTX 660(1.5GB) | GeForce GTX 670(2GB) |
ディスプレイ | 18.4型ワイド光沢(1920×1080ドット) | ||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | ||
OS | 64ビット版Windows 7 Home Premiumまたは64ビット版Windows 8 | ||
価格 | 8万9980円 | 11万9980円 | 14万4980円 |
このほか、5種類のALIENWAREノートPC専用バッグやJINS PCとコラボレーションしたアイウェアも発表している。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- DELL Power
“XPS”史上最高のカラーマネジメント、大画面タッチディスプレイ、そして第4世代Core! 「XPS 27」堂々デビュー! - デル、Windows 8搭載の「Inspiron」新ラインアップ4モデルを発表
デルは、同社製ノートPC「Inspiron」シリーズ計4モデルのリニューアルを発表。いずれもOSとしてWindows 8をプリインストールする。 - 他社製品を踏まえ、“勝負できる”と確信:「XPS 12こそ、コンバーチブルUltrabookの本命」――デル、PC秋冬モデル発表会
デルが12.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載するコンバーチブルUltrabook「XPS 12」を発表した。製品発表会では、独自の回転機構を採用した理由とメリットを説明し、同製品が数あるコンバーチブル型Ultrabookの中でも“本命”だと強調した。 - 重さも厚さも増えるが、メリットもある:やっぱりあると便利です――光学ドライブ搭載Ultrabook「Inspiron 14z」を試す
デルの14型Ultrabook「Inspiron 14z」は、256GバイトSSDと外付けGPUを搭載しても、10万円を切るコストパフォーマンスに優れたベーシックモデル。光学ドライブを内蔵するのも大きな特徴だが、Ultrabookには必要なのだろうか。 - デル、2012年夏モデルの量販店向けラインアップを発表
デルは、直販で販売している2012年夏モデルPCの量販店向けモデルを発売すると発表した。 - 256GバイトSSD+外付けGPUでも10万円台:「Ultrabook市場でナンバーワンを目指す」――デル、6万円台の14型Ultrabook「Inspiron 14z」を発表
デルは、コンシューマー向けノートPCのラインアップに14型のUltrabook「Inspiron 14z」など4機種を投入した。メインストリーム向けのモデルで、いずれも価格を抑えているのが特徴だ。 - 2012年PC夏モデル:ハイエンドユーザーもカバーする新Inspiron第1弾──「Inspiron 15R Special Edition」
デルは、5月2日に“第3世代Core プロセッサー・ファミリー”を搭載する15型ワイド液晶ディスプレイ搭載汎用ノートの新モデルを発表した。 - 新居が1部屋なら1台どう?:テレビと間違えるほどの使い勝手──「Inspiron One 2320」
評価用というのにすっかり自宅のリビングになじんでしまったInspiron One 2320は、名実ともに“PC機能付き”テレビとして活躍している。いや、極楽極楽。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.