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第1回 オレンジも……いいよね──“Think”な私が、「Idea」も選んだ理由「IdeaPad Yoga 11S」ロードテスト(1/2 ページ)

PCは1台で全て完結──そんな“Thinkユーザー”の筆者が、もろもろの保身を理由に今夏は考え方を少し変えたようだ。オレンジ色がまぶしい「IdeaPad Yoga 11S」はサブPCを選んだ理由とは。

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オレンジ色がまぶしい「IdeaPad Yoga 11S」に出会う

photo 11.6型サイズの「IdeaPad Yoga 11S」

 PCを購入するとき、何を重視するか。筆者は、基本的に家やオフィスに閉じこもるのは好きではなく、公私問わずぶらぶらどこかへ出かけることが多い。そのため選ぶPCの基本条件は「持ち運べるノートPC」としている。

 今まで導入したPCは、興味本位で購入したNetbook2台を除き、レノボ・ジャパンのThinkPadを選んできた。2012年9月に購入した「ThinkPad T430s」のCTOモデルが7台目で、現在のメインPCとして活用している。

 しかし、このT430sで最近困っていることがある。まずは重さ。外出時のバッテリー切れを防ぐ目的でウルトラベイ・スリム(標準では光学ドライブを実装する拡張ベイ)にセカンドバッテリーを装着しているため、本体単体の重量は2キロ超え。万一のことを考えてACアダプタも携帯し、さらに各々の資料類や書籍、筆記具、USB充電器やケーブル類、そしてスマートデバイスなども一緒に持ち歩くとなると、バッグはモバイルというよりエクササイズなレベルの重量になってしまっている。次に、大きさ。T430sは14型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する、いわゆる「A4ワイド」サイズである。最近のノートPCを入れることを考慮したビジネスバッグにも入らないことはないが、ほかにいろいろ入れると何とも言いがたい不格好さになることがある。また、猛暑で汗が吹き出るこの季節、重い荷物は身体の疲れや“オイニー”にも影響してしまう。


photophoto パフォーマンスや作業性は申し分ないが、この季節、重く大きいのが難点のメインPC「T430s」。改めて実重量を計ると、本体だけで2005グラムと2キロ越え。セカンドバッテリーも内蔵しているせいでもあるが、ほかの荷物と合わせるとバッグは劇重に、しかもパンパンになることが悩みだった

 というわけで「持ち歩く荷物を軽減し、よりスマートに活動できるようにしよう」と思い立った。選択ポイントは、T430sより薄型でかなり軽量、キーボード(キーボードを叩く時間がパソコン利用の大半を占めるので、ハードウェアキーボードが必要)、それなりのパフォーマンス(少なくともCore iシリーズ、出先で画像処理・動画編集を行うこともある)、メインメモリは8Gバイト以上(理由は同左 4Gバイトほどでもいいが、少し不安なため)、タッチパネル付き(スマートデバイスを使うようになり、対面説明がとてもやりやすいことを知ったため)、そして形状はいわゆる“ノートPCスタイル”がよく、サブ用途なのでメインPCとは正反対のちょっと目立つカラーリングにもチャレンジしてみたい──という感じ。

 たどり着いたのは「IdeaPad Yoga 11SCore i7モデル」であった。“Think”っぽい部分もありながら、Thinkにはないオレンジ色(クレインメタルオレンジ)が柄にもなく気に入ってしまった。これまでは確実に業務用PCには避けていた色だが、サブ用ならちょっと冒険してもいいでしょうと言い訳し、自分にもこんな気持ちが残っていたのかと隠れてニヤリとしたことを告白する。

photophoto 実重量は1.36キロ。これまでよりかなり軽くなったうえ、あざやかなオレンジ色でサラサラ手触りなボディもお気に入りポイントの1つ

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

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