「砲雷撃戦、用意!」「てーーーー!」――上海問屋の「USB砲台」で“中二心”を満たしたい:なんだか“物騒な”ヤツを試してみよう(2/2 ページ)
「艦これ」にハマってしまい、砲撃戦の妄想が止まらないので上海問屋のUSB電動ガンを導入してみた。さて、どうやって遊ぼうか……。
最大飛距離は18メートル……だと?
スペースキーを押すとけたたましい音(約50デシベル、安静音時32デシベル)とともにBB弾が発射される。初速は約30メートル/秒としており、BB弾を目で追えないほどのスピードに驚いた。これは想像以上に本格的だ。
最大飛距離は8メートルとしているが、これはもっと飛ぶと感じたので、飛距離を測定してみた。射角を限界まで上げ、発射地点から着弾地点までの距離を測定してみたところ、最大で約18メートルだった。着弾までの時間は約1.5秒。さすがに長い距離になると(体感では標的まで5メートルを超えたあたりから)、BB弾の自然落下によりWebカメラで照準を合わせるのは難しくなる。だが、その方が砲撃戦っぽいので個人的にはうれしい。
BB弾は10発まで装弾できる。連射は行えず、1〜2秒に1発撃てるという感覚だ。連射や複数台の連結制御なども可能であれば……と妄想せずにはいられない。
実際に運用する前に、もう1つ調べなければいけないことがある。それは砲撃の威力(=当たるとどれほど痛いのか)だ。もちろん、絶対に人や動物に向けて撃ってはいけないものだが、程度は気になる。ということで、実際に砲口から5メートルの地点で自分に向けてBB弾に撃って当たってみたところ、ポロシャツなど服越しならばほとんど痛みは感じず、直接肌に当たっても少し痛みを感じるほどだった。
砲撃の威力を確かめたあとは訓練あるのみ。カーソル操作で照準が大きく動いてしまうため、デジタルズームを使った精密射撃は意外と難しい。しかし30分ほどの発射訓練で、8メートル先に設置した15センチ角の的に当てるほどまでに成長した。意外とボクには射撃のセンスがあるのかもしれない。よし、いろいろ遊んだけども最後に一番やりたかったことをやろう。
うん、このアイテムはコスプレにも使えそうだ。ぜひとも、気になるあのコにコスチューム付きで着けてもらいたいな……誰もボクの妄想を止めることはできない。
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