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Facebook/LINEの写真プリントも簡単に――スマホ連携を強化した新「カラリオ」発表会ゲストは忽那汐里さん、そしてエイとサメも?(1/2 ページ)

エプソンが「カラリオ」プリンタ2013年秋冬モデルの発表会を開催。昨年に引き続きボディの小型化とスマホ連携に注力する。A3印刷対応モデル投入の背景についても解説した。

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ラインアップ全体の小型化とスマホ利用をさらに追求

 エプソンは9月3日、個人向けインクジェットプリンタ/複合機の2013年秋冬モデルを発表した。「カラリオ」のA4複合機が7機種、A4単機能機が1機種、「カラリオミー」の小型はがき/フォト機が2機種の合計10機種、カラーバリエーションを含めた全13モデルを2013年9月19日に発売する。

 新ラインアップでは、A4クラスのボディサイズで手差し給紙によるA3印刷を可能にしたフラッグシップ機「EP-976A3」が登場したほか、2012年秋冬モデルで採用した小型エンジンを6色染料インク機すべてに拡充した。また、スマートデバイスとの連携機能を強化するため、Wi-Fi Direct機能を搭載する機種を拡大。SNSからのプリントや3Dフレームへの印刷にも対応した。

photophotophoto フラッグシップモデルの「EP-976A3」(写真=左)と主力モデルの「EP-806AR」(写真=中央)。コンパクトモデルの「カラリオミー」シリーズも「E-370P」「E-370W」(写真=右)など3モデルを投入した

 製品発表会では、エプソン販売 代表取締役社長の平野精一氏が登壇し、2012年の国内インクジェットプリンタ市場での販売実績を振り返った。2012年におけるエプソンのシェアは46.7%と業界トップを維持しているが、平野氏はこの理由を“小型ボディ”にあると説明した。2012年秋冬モデルでは、新印刷エンジンの採用でボディサイズを小さくしたモデル「EP-805A」シリーズを投入したが、これにより製品に対するユーザーの満足度が大きく向上したという。

 「主力モデルのEP-805Aは発売以来、単独で17.7%という高いシェアを獲得している。ユーザーに対するアンケートを行った結果、従来モデルと比較して、サイズに対する満足度が30%近く向上した」(平野氏)

photophotophoto エプソン販売 代表取締役社長の平野精一氏(写真=左)。GfK Japanの調査結果では、インクジェットプリンタの国内市場において、エプソンは46.7%と業界トップのシェアを誇る(写真=中央)。ボディを小さくしたことで、EP-805Aのサイズに対する満足度は29.3%上昇し、95.5%に達したという(写真=右)

 また、インクジェットプリンタのトレンドとして、スマートフォン連携も不可欠なものとする。平野氏は携帯電話で撮影した写真を印刷する機会が増えたというデータを示し、「Epson iPrint(プリンタ連携アプリ)のダウンロード数も徐々に増えてきている。最近では(同社製)プリンタ購入者の約40%がEpson iPrintをダウンロードしている」と説明した。こうしたユーザーのニーズに対応し、2013年度の新製品は小型化とスマートデバイス連携をより一層進めている。

photophotophoto Android/iOS端末向けの専用アプリ「Epson iPrint」のダウンロード数も伸び(写真=左)、スマートフォンユーザーの増加から、スマートフォンユーザーの増加に伴い、スマートフォンからの印刷が増えてきているという(写真=中央)。2013年新モデルラインアップのポイントは3つある(写真=右)

「ときどきA3を印刷する人」のニーズに対応

photo セイコーエプソン 取締役 プリンター事業部長の久保田孝一氏

 A3印刷対応のフラッグシップモデル「EP-976A3」については、セイコーエプソン 取締役 プリンター事業部長の久保田孝一氏が説明。EP-976A3のターゲットを「ときどきA3を印刷する人」と述べた。

 ユーザーアンケートのほか、店頭販売応援員としての活動やイベントを通じてユーザーのニーズを探る中で、A3で写真を印刷したい写真愛好家、学校の教材をB4サイズで印刷したい親など、部屋に置きやすいA3複合機が欲しいユーザーが多いことが分かったという。

 A3サイズの印刷に対応しつつ小型化することが開発時に難点となったものの、EP-805Aで培った技術を応用してボディの小型化に成功。主力のA4複合機「EP-806A」シリーズよりもボディサイズが大きくなるため、内部のフレームを3分割し、板金構造の追加で強度を確保するなど、さまざまな工夫を取り入れている。

photophotophoto EP-976A3製品化の背景。“家に置けるA3複合機が欲しい”というユーザーのニーズがあったという(写真=左、中央)。EP-976A3はフレームを3分割して板金構造を追加するなど、強度確保のためにさまざまな工夫が施されている(写真=右)

 このほか、スキャナ部のカバーが中央で折れる“二つ折れドキュメントカバー”を採用。カバーを半分ずつ閉じることで、原稿台への設置時に用紙がずれにくいようにした。ソフトウェアでの合成処理ではあるがA3原稿のスキャンにも対応する。

 EP-976A3のボディカラーはセラミックホワイトの1色のみとなっているが、これは2012年に3色のカラーバリエーションを展開したEP-805Aにおいて、50%以上がホワイトモデルを購入し、ブラックの比率が減少傾向(6割から4割に)にあったことが理由だ。2012年秋冬モデルまではブラックモデルが主流だったが、今回の新製品ではセラミックホワイトを全機種に採用した。

photophotophoto 同社はA3用紙の印刷頻度を調査しており、月1回と答えた人が34.6%、半年に1回と答えた人が17.5%となった。これに対する提案として「EP-976A3」を投入。幅広いユーザー層に訴求していくという(写真=左)。EP-976A3(写真=中央)を含む6色染料インク機すべてに小型エンジンを採用し、ラインアップ全体で省スペース化を進めた(写真=右)
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