静電気防止袋や穴あきスロットカバーが高評価――「地味だけど“何かと便利”」:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
先週のアキバは、環境を選ばずに使える縁の下の力持ち的なアイテムが多数登場し、評価されていた。初音ミクやドラクエもあるけれど、まずはこちらから紹介だ!
ShuttleのH87キューブ型ベアボーンやロジクールのタッチマウスも登場
“Haswell”向けマザーボードは、ギガバイトのIntel H81モデル「GA-H81M-HD3」が新たに追加された。micro ATXサイズながら合計6基のUSB 3.0ポートを備えるほか、映像出力はDisplayPortとHDMI、DVI、アナログRGBと主要4規格をサポートしている。価格は7000円強だ。パソコンショップ・アークは「低価格な割に外部チップを豊富に搭載しているので、お得感がありますね。Haswellで低価格マシンを組むのに有力候補となりそう」と話す。
ベアボーンキットの話題作は、Shuttleの「XPC SH87R6」だ。キューブ型ベアボーンとしてはH87チップセットを搭載した初めてのモデルで、発売前から複数のショップで注目されていた。価格は3万円弱。本体サイズは216(幅)×332(奥行き)×198(高さ)ミリで、定格300ワット電源を搭載するほか、通常厚の5インチベイ1基と3.5インチベイ2基を備え、PCI Express x16とPCI Express x1スロット、mSATAとmini-PCI Expressのコンボスロット、ハーフサイズのmini-PCI Expressスロットを1基ずつ用意している。
ソフマップ秋葉原リユース総合館は「そこそこ高性能な小型のHaswellマシンを組みたい人にはぴったりのベアボーンだと思います。ケースと電源、マザー込みで3万円切りなので、トータルコストがかなり抑えられます」とアピールしていた。
入力デバイスでは、ロジクールの「Ultrathin Touch Mouse T630」が目立っていた。Bluetooth接続のワイヤレスマウスで、上面全体がWindows 8対応のタッチパネルになっているのが特徴だ。価格は8000円弱。BUY MORE秋葉原本店は「Windows 8ノートを使うにはちょうどいいマウスですね。高さが18.1ミリと薄く、1分間の充電で1時間使えるということで、モバイル用途に強いのがポイントです」という。
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