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東芝、破産申請するSSDメーカーOCZの資産買収を申し入れ
SSDメーカーのOCZ Technology Groupが、東芝から資産買収の提案を受けたと発表した。合意がまとまり次第、破産申請する。
米SSDメーカーのOCZ Technology Groupは11月27日(現地時間)、破産申請を発表した。債権者である米Hercules Technology Growth Capitalから25日に完全な支配権取得の通知を受けた。
同社は東芝から買収提案を受けたことも発表した。資産買収の交渉は実質的に完了しているという。合意がまとまり次第、破産を申請するとしている。
OCZは独自コントローラ採用の「Vector」シリーズなどで知られる2002年創業のSSDメーカー。5年にわたって赤字が続いており、直近の6〜8月期の純損失は2億6000万ドルだった。
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