DellもChromebookに参入 まずは教育市場から
Dellが来年1月に米国と英国の教育機関向けに発売する「Chromebook 11」には、Googleの無料プロダクティビティスイート「Google Apps for Education」がプリインストールされている。
米Dellは12月11日(現地時間)、米GoogleのChrome OS搭載ノートPC「Chromebook 11」を発表した。来年1月に米国と英国の教育機関向けに300ドル以下の価格で発売するという。
DellのChromebook 11はスペック的には特に特徴はなく、ディスプレイは11.6インチ、プロセッサはIntel Celeron 2955U、ストレージは16Gバイトあるいは32GバイトのSSD、メモリは2GバイトのRAMあるいは4GバイトのDDR3 RAM。重さは約1.3キロで、バッテリー持続時間は約10時間。
Dellは教育機関向けのエンドツーエンドのソリューションを提供しており、Chromebook 11をクラウドベースの管理ツールなどと合わせて販売していく。教育機関向けChromebook 11にはGoogleが教育機関に無料で提供しているプロダクティビティスイート「Google Apps for Education」がプリインストールされている。
Chromebookはこれまで、韓国Samsung Electronics、米Hewlett-Packard(HP)、中国Lenovo(現在は販売していない)、台湾Acerが発売しており、Googleは東芝、ソニー、Asusも参入すると発表している。また、Google自身もオリジナルChromebook「Pixel」を販売している。
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