NEC×レノボの強力タッグが提案──近い将来の実利用シーンで生きる「PC+」の価値:初のコラボイベント『PC+でスマートライフ』リポート
「PC+(ピーシープラス)」をテーマに掲げるNECレノボ・ジャパングループ──NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンが、初となる共同イベント『PC+でスマートライフ』を開催した。DaiGoさん、木佐彩子さん、BENIさんらゲストも「変わった」と驚いた「PC+」はあなたの何を変えてくれるだろうか。
NEC×レノボが共同イベント 「PC+」の価値を実際の利用シーンの中で説明
2013年11月30日、東京・六本木の東京ミッドタウンで、NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンの共同イベント「PC+でスマートライフ」が開催された。
3階吹き抜けのガレリアに設けられたイベントスペースでは、NECとレノボの2013年秋冬商戦向け最新ラインアップの展示とともに、「自分好みの情報収集術」「スクラップ情報の外出先での応用術」「いまどき主婦の写真共有術」「場所と目的に合わせたマルチデバイスの連携活用術」という4つのコーナーを用意し、PCとタブレットを、目的やシーンに応じて使い分け、さらに連動させ、“これまでの使い方から、こう変わる”と実際の利用シーンの中で説明していた。
デスクトップPC、ノートPC、そしてタブレット、それぞれ形が異なる複数の新製品とクラウドサービスやソフトウェアについて、単なる仕様紹介や小難しい解説ではなく「こうすると、ほらこんな便利でしょう。簡単でしょう」といったような、実際に“変わる”使い方を例に、具体的な新しいユーザー活用シーンの紹介に重きを置いたのが今回のイベントの狙いだ。
「PC+とは何か。PCもタブレットもスマートフォンも、広い意味では同様のコンピュータです。いずれもかしこく、いろいろなことができるので、私達の生活をサポートしてくれたり、楽しませてくれるような“仲間”であり、もっと具体的に例えると“コンシェルジュ”のような存在だと思います。その複数存在するコンシェルジュは、利用者である私の情報について、それぞれバラバラではなく、一緒に連携していてほしいですよね。バラバラですとそれだけのことしかできませんから。
そこで、中でも処理能力が高いPCをリーダーにして、それぞれが連携した“コンシェルジュチーム”に仕立てるというわけです。それぞれがユーザーを理解し、サポートし、楽しませてくれる体勢を提供する。こういったことを製品群とサービスでお客様に提供したい──というのが我々が描くPC+の考え方です」(レノボ・ジャパン コンシューマ事業統括エグゼクティブ・ディレクターの留目真伸氏)
「PC+」で何が変わるのか、テーマ別に「具体的な使い方」を紹介
各コーナーをもう少しじっくり見ていこう。「自分好みの情報収集術」コーナーでは、NECのWindowsストアアプリ「My Time Line」を紹介。My Time Lineアプリは「個人の関心度」を理解する独自のパーソナライズ機能を実装した情報リーダーアプリで、使えば使うほど“ワタシ”の嗜好に合ったニュース/情報を自動的にピックアップしてくれるよう、成長していくのが特長だ。
次の「スクラップ情報の外出先での応用術」コーナーでは、Microsoft Office 2013の「OneNote」を軸に旅行先の情報や料理のレシピについて検索した結果を、メモした付箋を張るかようにOneNoteへ簡単に張り付けられ、タッチディスプレイにより手書きでサッと情報も書き加えられる“Webノート”の使い方を紹介。その“Webノート”は、自宅のPCだけでなく、外出に持ち出したタブレットでも同じように参照できるよう自然に連携するのが「PC+」の工夫を特にじっくりと説明していた。
「いまどき主婦の写真共有術」コーナーでは、「デジカメや、スマートフォン/タブレットでたくさん写真を撮るが、家族や友人とそれを共有する方法がこれまで面倒(プリントして郵送したり、CDやDVDに記録して手渡しする──など)」だったという主婦層に向け、Windows 8.1の標準機能であるオンラインストレージ「SkyDrive」およびプリインストールソフトウェア「コンテンツナビ」と、PC+を体現するマルチモードデバイスを連携させた使い方を紹介。“撮りたまっていく子どもの写真を、離れた場所に住む祖父母も簡単に見られるようにする”、“女子会でそれぞれが撮りあった写真を1つの場所にまとめて、みんなで共有する”といったような、写真を軸にした具体的な説明に「こういう使い方があったのか」と感心する来場者は多かったようだ。
「場所と目的に合わせたマルチデバイスの連携活用術」コーナーはもう少し幅広いシーンを対象に、前述したskyDriveとPC/タブレット、複数のデバイスを“マルチモード”に活用する事例を紹介していた。Windows 8.1であれば、自宅のPCで作成した文書ファイルを「外出先の別のノートPC」や「普段持ち歩くタブレット」でも自然に共有可能。デスクトップPCでも、ノートPCでも、タブレットでも、さらに自宅でも、会社でも、出先でも、「PC+」対応デバイスは用途や使う場所に応じて自然に使い分けられるようになるわけだ。
すでに「PC+」を実践するDaiGoさんを中心に、木佐彩子さん、BENIさんがPC+の新しい世界を紹介
イベントでは、メンタリストのDaiGoさん、フリーアナウンサーの木佐彩子さん、シンガーのBENIさんの3人をゲストに迎え「それぞれの仕事や生活の中でタブレットやPCをどう活用しているか」をテーマにしたトークセッションも行われた。
さらにそんなタブレット、パソコン、スマートフォンという3つのデバイスが、それぞれにとってどのように便利か、どのように使い分けているかというテーマになると、昔から“パソコン好き”だというDaiGoさんを中心に話が盛り上がった。
「僕は高校生の頃から“自作PCユーザー”で、今でもITデバイス好きです。そんなこともあって今はノートPC 4台、デスクトップPC 2台、タブレット4台が身の回りにあり、スマートフォンは2台持ち歩いています。今まで、資料としてあの論文を読みたい──という時、その論文のファイルがどこに入っていたかを思い出すのが大変でした。ファイルを1つの場所にまとめておけるクラウドストレージサービスを使えば、いま手にしているデバイスのどれでもアクセスして見られますし、どれかがバッテリー切れしてもほかのデバイスに変えればいいだけです。すごく便利になりましたね」(DaiGoさん)
「私はスマホ、タブレット、PC、それぞれ持っていますが、機能は最大限使いこなせていません。でも先日、連載している女性誌の読者の方からSkyDriveで写真を便利に共有するコツを教えてもらいまして、実際に使ってあら簡単と驚きました。撮った写真を人にあげるとなると、これまでは“焼き増しして、1枚*円ねなどといって渡す”しかありませんでしたが、クラウドサービスで管理してシェアできると、時間もお金も手間もかからないようになりました」(木佐さん)
「今は情報がいっぱいありすぎて、どのサイトを見ればいいか、そもそも私にはどれが必要かを選ぶのさえ大変になっていました。その点で、“My Time Line”は自分が興味あること“だけ”をリコメンドしてくれるのが気に入っています。毎回使えば使うほど“何で私の好みをこんなに知ってるの?”とビックリします。ちょっと人に見せるのが恥ずかしくなるほどですが、それだけ私専用に育ってきているわけですね」(BENIさん)
トークショーの後にはBENIさんのミニコンサートが開かれ、東京ミッドタウンのガレリアを埋め尽くした大勢の観客をその歌声で魅了。タッチ&トライイベントコーナーではその後も引き続きスタンプラリーや抽選会などが行われ、大勢の来場者で賑わった。
「NEC(パーソナルコンピュータ)とレノボ・ジャパンは、2011年より国内ではNEC レノボ・ジャパングループとして合弁事業を展開しています。日本ナンバーワンのNECと世界ナンバーワンのレノボが最強のタッグを組んで、あらゆるユーザーが、さまざまな方法でお楽しみいただけるような製品群をそろえました。本当に使いやすい、もっとワクワクするような、新しい時代のデジタル機器を活用したスマートライフをぜひお楽しみいただきたいと思っています」(留目氏)
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提供:レノボ・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年12月26日
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