板状ボディで静音! AVラックに似合う新型QNAPが登場:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
年の瀬はNASが売れる季節。データ整理目的だけでなく、マルチメディアファイルの貯蔵庫としてNASを求める人も多い。そこに突き刺さる新モデルが売り場に並んで話題を集めている。
12Gbps SASに対応する初のRAIDカードなど
グラフィックスカードでは、ASUSTeKのGeForce GTX 760カード「GTX760-DC2T-2GD5-SSU」が注目を集めていた。コアクロックを標準980MHzから1072MHzに、ブースト時1033MHzから1137MHzに引き上げたオーバークロックモデルで、同社のクラス最上級を示す「TOP」の名がつけられている。価格は3万7000円弱。BUY MORE秋葉原本店は「なんだかんだで売れ筋のGPUですし、ASUSTeK製でTOPならヒットしそうですね」と期待を寄せていた。
そのほかの拡張カードでは、LSIのRAIDカード「MegaRAID SAS 9361-8i Kit」が話題だ。12Gbps SASに対応する初のRAIDカードで、PCI Express x8に接続する。ロープロファイル対応で、miniSAS HD SFF8643コネクタを使い、最大8台接続できる。価格は8万8000前後から9万4000円弱だ。
従来の6Gbpsを超える12Gbps対応のSASドライブは、現在はシーゲイトのSSD「1200 SSD」しか登場していない。このため、ヒットはドライブ待ちという声もあるが、オリオスペックでは初回入荷分はすでに売り切れたという。
最後は周辺機器からピックアップ。複数のショップにエアリアのUSB型サウンド入出力ポート「響音 4.3.2」が入荷している。価格は4000円弱だ。サウンド出力とマイク入力、ラインとSPDIF出力に対応するほか、ボリュームコントロール用のつまみも備えている。「最大96kHzのレートに対応しているので、音にこだわる人に需要があるんじゃないかと思います」(パソコンハウス東映)という。
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