Lenovo、第2世代「ThinkPad X1 Carbon」1月下旬投入──2560×1440ディスプレイ+新キーボード搭載:2014 International CES
Lenovoより、薄型プレミアムThinkPad「ThinkPad X1 Carbon(第2世代)」が登場する。約1.3キロの軽量ボディに14型の高精細IPS液晶ディスプレイ+新キーボードを採用。発売は2014年1月下旬を予定する。
Lenovoは1月5日(現地時間)、米国・ラスベガスで開催されている展示会「2014 International CES」で、14型ボディのスリムノートPC「ThinkPad X1 Carbon(第2世代)」を発表。2014年1月下旬に発売する。
ThinkPad X1 Carbonは、2012年8月に登場した「ThinkPad X1 Carbon」の後継として、第4世代Coreプロセッサー+Windows 8.1のシステムとともにデザインを一新した第2世代版として展開するプレミアムモデル。1600×900ドット表示(TN)のノンタッチモデル、および2560×1440ドット表示(IPS)+10点タッチパネル搭載のタッチモデルを用意する。
第一世代と同様に、カーボン素材を用いた薄型軽量なボディとビジネスシーンでの生産性向上を考慮したスタンダードなノートPCスタイルを踏襲。ただ、キーボードとポインティングデバイスは第一世代比でかなり大きく変更した。キーボードは、アプリ/利用シーン別に機能を自動で切り替えるタッチセンサー型ファンクションキーを用いた5列キーボード「Backlit Adaptive Keyboard」を新たに実装。ポインティングデバイスはトラックポイント用ボタンをクリックパッドに統合した「5ボタンクリックパッド」を採用する。
主な仕様はvPro対応第4世代Core i7、最大8Gバイトのメインメモリ(オンボード)、最大512GバイトのSSD、2560×1440ドット表示+10点マルチタッチ対応タッチパネル搭載14型ワイドIPS液晶ディスプレイ(タッチモデルの場合)、グラフィックスはCPU統合のHD Graphics 4400/5000を用い、外部GPU仕様は用意しない。
主なインタフェースはUSB 3.0×2(うち1つは電源オフ充電対応)、HDMI出力(標準サイズ)、OneLinkドック、Mini DisplayPort出力、有線LAN(ネイティブ小型端子−RJ45標準サイズ変換アダプタにて対応)、720pWebカメラ、802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0、LTEモジュール(オプション)、NFC、マイク/ヘッドフォン共用端子(3.5ミリピン)など。
本体サイズはタッチモデルが331(幅)×226(奥行き)×18.46(厚さ)ミリ、ノンタッチモデル331(幅)×226.5(奥行き)×17.7(厚さ)ミリ。重量は約2.9ポンド(約1.31キロ)。バッテリー動作時間は約9時間。価格は1299USドル(日本円換算約13万5485円 2014年1月6日時点)から。
OneLink接続対応インタフェース拡張ユニット「ThinkPad OneLink Pro Dock」
今後のLenovo製スリム系モデルに採用していく方針の独自インタフェース「OneLink」対応機機も拡充する方針。すでに投入する「ThinkPad OneLinkドック」、21.5型ディスプレイ「ThinkVision LT2223d OneLinkドッキングモニター」に加え、ThinkPad X1 Carbon(第2世代)に向けたインタフェース拡張ボックス「ThinkPad OneLink Pro Dock」をラインアップに加える。
ThinkPad OneLink Pro Dockは、ドライバレスで本体とOneLinkケーブル1本の接続で、DC入力(ACアダプタ)、DVI出力、DisplayPort(1.2)出力、有線LAN、USB 3.0×4(前面×2、背面×2)、USB 2.0×2と電源ボタンを拡張できる。
対応はOneLink端子搭載の32/64ビット版Windows 8/8.1搭載モデル。本体サイズは48(幅)×134(高さ)×92(奥行き)ミリ、重量は約480グラム。
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