ニュース
NVIDIA、最新モバイル向けGPU「GeForce 800M」シリーズを投入
最新モバイル向けGPU「GeForce 800M」シリーズが登場。上位グレードのGTXシリーズでは、ShadowPlayやGameStreamに対応したほか、バッテリー駆動での長時間プレイを実現する「Battery Boost」機能を搭載。
NVIDIAは3月12日(現地時間)、最新モバイル向けGPU「GeForce 800M」シリーズを発表した。ラインアップはGTX 880M/GTX 870M/GTX860M/GTX 850M/840M/830M/820Mの7モデル。
GTXシリーズは、従来デスクトップモデルのみに提供されていたキャプチャ機能「ShadowPlay」や、SHIELD向けの「GameStream」をサポートしたほか、新たに「Battery Boost」機能を搭載したのトピックだ。ゲームタイトルに応じてシステムを自動的に最適化する「GeForce Experience」がバッテリー駆動時向けのプロファイルを保持し、フレームレートとシステム性能のバランスを調整してバッテリー駆動時間を延ばすという。
なお、同GPUを搭載するゲーミングノートPCは、ASUS、MSI、ギガバイト、デル、レノボなどPCメーカー各社から投入される予定。GTX 800シリーズの主な仕様は以下の通り。
型番 | GTX 880M | GTX 870M | GTX 860M | GTX 850M |
---|---|---|---|---|
アーキテクチャ | Kepler | Kepler | Kepler or Maxwell | Maxwell |
プロセスルール | 28nm | 28nm | 28nm | 28nm |
コア数 | 1536 | 1344 | 1152 or 640 | 640 |
クロック | 954MHz | 941MHz | 797MHz or 1029MHz | 876MHz |
メモリ | 最大4GB GDDR5 | 最大3GB GDDR5 | 最大2GB GDDR5 | 最大2GB GDDR5 |
DirectX | 11.2 | 11.2 | 11.2 | 11.2 |
関連記事
- Maxwell第1弾はミドルレンジから登場:補助電源ナシで使える「GeForce GTX 750 Ti」の性能をチェック
NVIDIAがリリースしたMaxwellアーキテクチャのファーストモデル「GeForce GTX 750 Ti」と「同GTX 750」。Maxwellの特徴に掲げるコアの性能・電力効率の向上は、具体的にどの程度なのだろうか。GTX 750 Tiのリファレンスカードで検証していく。 - Keplerと何が違う?:NVIDIAの最新アーキテクチャ“Maxwell”を徹底解説
Maxwell世代初のGPU「GeForce GTX 750 Ti」が登場した。Keplerと何が違うのか。徹底解説。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.